お客様よりHDD交換後、MacOSのインストールができないとのご相談をいただきました。

なんでもPCの増設や機器交換がお好きな方のようで、HDDが故障していると知るや否や
ご自身で部品を取り寄せHDDの交換までされたそうです。

自作PCの組み立てやPCの増設が好きな方でも Macと聞いただけで避ける傾向があるというのに
その行動力にはプロの私たちから見ても目を見張るものがありました。

そのお客様でもHDDの交換は出来たが、リカバリー(MacOSの再インストール)ができないと大変お困りのご様子。

MD387JA_01a.jpg

今回の機種 Mac mini MD387J/A は再インストールのためのメディアはもちろん
HDD内にリカバリのための領域も付いていない物になります。

ではどうやってリカバリーを行うかというと

Mac mini を無線LAN環境に接続した状態で 
インターネットリカバリーを行うというもの。

ただ単にインターネットに接続すればよいかというと条件がございます。

・インターネット経由でのリカバリーは、無線LANの暗号化方式が「WPA/WPA2」の場合のみに限定

しかし今回お客様はきちんと上記の条件を満たしているにも関わらず、リカバリーに失敗するということで
ついに白旗を挙げられたとのこと。
※エラーメッセージ「apple.com/support -2002F」が出てストップしてしまうとのこと。

早速郵送で送られてきた機器をチェックし、弊社の無線LAN環境下でインターネットリカバリーを開始。

弊社に設けられた光回線NTT東日本の方で試したところ、やはり上記のエラーメッセージが表示され
作業がストップ。待てど暮らせど先に進みません。

macbookpro_mid2012a.jpg

macbookpro_mid2012b.jpg

macbookpro_mid2012c.jpg

もう片方の回線 auひかり 側の無線LANに接続した所、なんと無事インターネットリカバリーが
成功いたしました。

NTT東のフレッツ光に至ってはルータを替えるなど複数回チャレンジしてみましたが玉砕という有様でした。

結果としてNTTのフレッツ光の回線側で何かしらセキュリティ的に制限が掛かっているのではと推測。

後日お客様にも確認したところ、ご自宅の回線はNTTのフレッツ光「ギガスマート」でした。

今回は郵送での修理依頼でしたので、料金は次のようになりました。

作業料   4,200円
Web割引 -1,000円
計      3,200円

尚納期は機器お預かりした翌日にはご返却することができました。

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