最近つくづく思うのはスマホの普及率でしょうか?
巷では老若男女、周囲を見渡せばトラックドライバーから自転車に乗った学生さん、
電車の中ではご高齢の方までスマホをサッサッと操作しています。
それに反して不調なのがパソコンです。
PC利用者および購入者の割合が年々顕著に下降気味です。
パソコン市場が縮小しているのは当店としましても他人ごとではない懸念事項であります。
そんな折一つの製品の終焉が近づいて参りました。
来月4月11日はWindowsVistaのサポートが終わりを告げますが2014年のWindowsXPの時とは違い
不気味なぐらいメディアの報道もひっそりしております。
2017年4月11日にサポートの切れるWindows Vista
満を持してリリースされたものの世間から聞こえる声は辛辣な意見ばかり。
直後にリリースされたWindows7により存在自体が無かったことに。
スマホもそうですが最近NAS(ファイルサーバー)を利用する方が増えてきたのは弊社にとっての朗報です。
本日も全国から郵送で修理やデータ復旧希望の機器が送られてきております。
なかでも多いのがBuffalo社のTeraStation、LinkStationのなのですが今回はBuffalo社のライバル企業
IOデータ社のLAN DISKでデータ復旧のご依頼があったので紹介させていただきます。
相模原市といえば2010年に政令指定都市に移行したのは記憶に新しいかと。
2017年3月現在政令指定都市は全国で20ございます。
相模原市の人口は約71万人。
東京、横浜の双方に近い好立地もあり人口は増えており、今後リニア新幹線の駅も市内にできることから
益々の発展が期待できるエリアです。
神奈川県には政令指定都市が相模原市を含め3つもあるのですから政令指定都市の無い栃木県民としては
羨望のまなざしを向けるばかり。
そして恒例のゆるキャラ紹介
相模原市のゆるキャラ
”さがみん”です。
帽子に注目を
相模原市の市花である”あじさい”と特産の”ゆず”がついているのが特徴です。
まるで妖精のようですね。
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お客様は当店の修理日記、修理実績をご覧になりお申込みをくださいました。
このように遠方のお客様に注目していただけると記事を書いているスタッフも
「やりがいが俄然出てくる」
と更にやる気が増してきたようです。
今まさに某エナジードリンク片手に記事を書いている最中ですが。。
郵送で送られてきましたIOデータ製のNAS
LAN DISK HDL-CE2.0S
2013年発売の製品となります。
ちなみにLAN DISK はIOデータ社のNASのブランド名になります。
NASとしては珍しくPCとのUSB接続にも対応した機器になります。
そのためファイルシステムには汎用性の高いNTFSが採用採用されております。
本体背面のインターフェイスです。
ご覧の通りイーサーネット(LAN)意外にUSBポ-トがあることが確認できます。
惜しむらくはこのUSBが2.0規格だということでしょうか。
USB3.0の高速さに慣れてしまうとUSB2.0では遅く感じられます。
診断の結果
・内部基盤に物理的な損傷あり
・内蔵のHDDがフォーマットされている
ことが判りました。
お客様にヒアリングしたところ、
データの移動などファイル操作の過程でフリーズを起こすことが多くなってきたため他メディアへバックアップを
取ろうとした。。。がその際に慌てて操作をしたため誤操作によりフォーマットを行ってしまった。
とのことでした。
バックアップを行おうとした矢先の不運な出来事にお客様は何が起きたのかしばらく理解できなかった
と仰られていました。
フリーズを起こす原因になったのは言うまでもなく内部の基盤部にあります。
幸いフォーマット実施後に、当店のご案内通り新たにデータを上書きなどされなかったのでデータ復旧の
可能性は大いにあるとご案内。
通常NASですと冗長性の高いRaidを構築している場合が多いのですがこちらの機種は
HDD単体構成のRaid無しタイプ。
その分運用の際にはバックアップについて、機器の保守について細心の注意を図る必要があります。
外側のケースを外し内蔵のHDDを取り出す作業を進めていきます。
ようやく取り出すことができた内蔵のHDDです。
この機種は外側のケースが爪できつく固定されていますので先端がヘラのような鋭利なもので隙間を
作りながら外していく必要があります。
内蔵HDDは2TBでしたが、保存されていたデータは約30GBだそうで。
お客様の申告通り約30GBほどのデータの復旧に成功いたしました。
復旧したデータは容量当たりの単価が安価と判断した32GBのUSBフラッシュメモリーをチョイス。
機器到着から中2日で作業完了
悪条件にも関わらず最短のスケジュールで納品することができました。
パソコンサポートPCわんだではBuffalo社以外のNAS(ファイルサーバー)であっても、Raid構成の無いNASで
あってもデータを復旧することが可能です。
※但し物理障害の損傷度合いが激しい場合は例外もございます。
参考までに今回発生した費用です。
データ復旧作業料(軽度の物理障害&軽度の論理障害) 35,000円
復旧データ保存用HDD(32GB)機器代 1,800円
割引 ‐1,800円
合計 35,000円
※機器返却時の送料はお客様負担となります。
神奈川県でIOデータ社のLAN DISKの物理障害や誤フォーマット、内蔵HDDの故障に伴うデータ復旧などで困ったら