2017年も残すところ10日を切り、師走の字のごとく慌ただしさが感じられる今日この頃。

当店も年内最後の追い込みで県内県外へと東奔西走する毎日。

そんな折、本日は茨城県大洗町のリピーター様の事務所へ緊急のトラブル対応のため即日対応させていただきました。



大洗町は太平洋に面しており、海水浴場を始め海の幸も豊富など豊かな観光資源に恵まれております。

海無し県の栃木県に住んでいると海水浴などで足を運んだ方もいるのではないでしょうか?

宇都宮から大洗町までは北関東自動車道を使えば約1時間弱で到着できることから日帰りでぶらっと観光もできる
おすすめの場所です。


大洗町(公式サイト)

さて恒例のゆるきゃら紹介のコーナーです。

大洗町にはネット上でも一時騒然となった珍妙なゆるキャラがいます。

その名も 「アライッペ」

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画像のように特撮物に出てきそうな出で立ちをしております。
しかしよく見るとつぶらな瞳をしており愛くるしくもあります。

体中から生えている触角のようなものはお魚のシラス。
大洗はシラスの漁獲量が高く特産品になっているのです。

ちなみに口はハマグリなんだそうです。

大洗ブランド アライッペのこれだっぺ(特設サイト)

また大洗は聞いてびっくりの世界一のカジキの漁場にもなっていることから街中のいたるところにカジキを模したモニュメント
や記念碑が飾られております。

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こちらは鹿島臨海鉄道の大洗駅前のカジキのモニュメント。

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こちらは大洗マリンタワー前のモニュメント。

ここで全国のカジキマニアの方に朗報!
なんと大洗にはカジキに特化したミュージアムもあるのです。
入館料も無料ですので興味がある方、ない方もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
大洗カジキミュージアム(公式サイト)

さて話題を修理の方に引き寄せます。

今回ご依頼をいただいたお客様は何度も当店をご利用になられているリピーター様でした。

そのため通常ですと遠方であることから明日以降での出張もしくは郵送での修理をお願いするところですが
上席の人間の判断で当日中に向かうようにと激が飛んだわけです。

お客様から頂戴したトラブルの内容ですが
「利用しているNASのTeraStation液晶ディスプレイに「I12」が表示されるようになった」
「ピー、ピー、ピーとTeraStation本体から警告音が鳴る」
「普段よりもTeraStationアクセス時のレスポンスが悪い」
「PC側にインストールしているNAS Navigator側にはディスク3にエラーが発生の表示が」
と推測するにBuffalo製のNAS TeraStationの内蔵HDD1台に故障などハードウェア的な問題が生じている模様です。

現状全く利用できない無い訳ではないが、時期が時期で28日からは会社が年末年始の休業に突入してしまうため
なんとか年内中に問題を改善して欲しとオーナー様からも強くリクエストをいただいたのです。

お客様の事業所は内部撮影NGだったので以下の画像はメーカー様提供のイメージとなります。

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Buffalo社のNAS商品ラインナップの上位機種にもなるTeraStation。

中でも内蔵HDDを4台搭載した当モデルは不測事態発生時の信頼性が段違いに高くお値段以上のいい仕事をします。

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障害発生時のHDD交換も正面のカバーを付属の鍵を使用することで労せず取外すことが可能。

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尚HDD取り外しの際にはルールがあります。

無暗に取り外してはいけません。

必ずTeraStatioにアクセスしているPCからNAS Navgatorの管理画面を通して脱着作業を行ってください。
これを無視すると更に致命的な問題に発展する恐れがありますので。。。

Buffalo 4ドライブ搭載 TeraStation TS5410DN0404(Buffalo公式サイト内)

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今回はディスク3のHDDに異常が見受けられましたので、取りはずしたHDDの交換用に別途持参したHDD。

WD製のWD20EZRZ

2TBの比較的容量の大きめのHDDになります。

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パッケージを開け、ディスク3の収容場所へスロットイン。

ちなみに交換用のHDDはBuffao社からでも購入可能ですが、、、高いんですねこれが。。。。。

型式が違えど記録容量に差が無ければ他メーカーのHDDでもよいと判断します。

HDDを交換しTeraStationの管理画面からRaid5の再構築の設定を仕掛けます。

あとは構築が完了数するのを待つのみ。

おおよそ完了までには約5時間前後かかります。
お客様には申し訳ないのですが、作業を途中まで見届け事務所を退室させていただきました。

参考までにRaid再構築中であってもTeraStation内のフォルダ、ファイルにはアクセス可能です。
但し若干レスポンスが低下しますが...

参考までに今回発生した費用です。
内蔵HDD交換作業料   12,600円
(HDD1台交換およびRaid5再構築作業)
遠方交通費       6,300円
交換用HDD機器代(2TB) 7,560円
リピート割引     -1,460円     
合計 25 ,000円
※作業時間2時間以内、現地作業時の料金となります。




1日がかりかと覚悟をした作業を午前中に終えることができましたので、地元でお昼にありつくことができ心舞い踊ります。。

大洗といえば誰がなんと言おうと海。
ここは海の幸を使った食事をチョイスしたいところ。

ということで人気の食事処が集中する大洗漁港の方まで足を延ばしてみます。

幾つかリストアップしたお店の中で今回私がチョイスしたのは 「かあちゃんの店」 です。

名前だけ聞くとこじんまりとした居酒屋かな? と思われがちですが、なんと大洗町の漁協さん直営のお店なのです。
それだけに力の入れ具合も半端無く、噂が噂をよび相乗効果でとにかく行列必須の人気店となっております。

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当日の様子をご覧ください。

時間は丁度一番混み合う時間帯12:00過ぎです。
この行列が画像からは切れていますがもっと続いているんです。

これを見て一瞬怖気付きましたがそう滅多に大洗に来るものでもありません。
思い立ったら吉日。意を決して行列の最後尾に並ぶことにしました。

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行列に並んでみると意外なことが分かります。

思ったほかお客さんの回転が早く列がどんどん前に進んでいくのです。

並んでいる間は店外のメニュー表を見比べどれにしようかと軍師の如き頭をフル回転。
はっきり言って今日一番頭を使った瞬間かもしれません。

行列も気持ちよく消化されいよいよ次は私の番です。
ここまで時間にして約30分ほどでしょうか?
今はスマホもありますからこれぐらいの時間であれば苦になりません。

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こちらのお店は中に入るとレジで注文を取り前清算となるシステムを取っております。

その後案内された席に着き配膳されるのを今か今かと待ちます。

こちらが配膳されてきた 「とう御膳スペシャル」 になります。
大洗名産のシラスをふんだんに使ったシラス丼。
漁港で水揚げされた旬のお刺身。
そして煮魚。
結構なボリュームに感激する私。

お昼からこのようなご馳走をいただくことは滅多にありませんが、たまには贅沢も息抜きとして必要です。

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シラス丼のアップ画像です。

シラスは生では無く釜茹でされており生臭さは感じられませんでした。
丼の中央にはうずらの玉子が載っておりインスタ映えする盛り付け。

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こちらは煮魚のアップ画像です。

煮魚に使用されているのは赤魚のようです。

しっかりと煮込んであり味が染みこんでいて、これだけでもお酒が進むこと間違い無しかと。

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お刺身のアップ画像です。

タコとカンパチとハマチの刺身盛りです。

やはり海が近いと普段スーパーで買っているものと違い圧倒的に鮮度が違うのでタコ一つとっても舌を疑うような
美味しさでした。

海が近いのは本当に羨ましいことです。

今回注文した 「とう御膳スペシャル」 に似た名前で 「かあ御膳スペシャル」 があります。
違いは煮魚がかき揚げ天になっていることです。

煮魚はちょっと...という方は「かあ御膳スペシャル」を注文してみてはいかがでしょうか?
ちなみにお値段は同じ1,600円です。

大洗漁協直営かあちゃんの店(大洗観光協会紹介サイト)

漁港でお昼を済ませ遠くまで広がる太平洋を見渡しながら余韻に浸るひと時。

今日は夕方までに会社へ帰還すれば問題ないのでもう少し周辺を散策してみることにします。

次に向かったのはめんたいパーク大洗。
明太子の老舗かねふくさんが運営する明太子専門テーマパークで、工場で生産される明太子などを見学することが
できます。

そして驚きの入場料は無料!駐車場も無料!!
無料のフレーズに弱い私。
これは行くしかありません。

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広い駐車場に車を停めめんたいパーク大洗の正面を眺めた様子です。

建屋の上に載っている赤いキャラクターは 「タラピヨ」
明太子をモチーフにした愛嬌あるゆるキャラなのです。

近くで見ると分かりますがとにかくでかい。
車3台分以上の長さがありそうです。

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入口にはご覧の様なオブジェクトが設置されています。

こちらが記念撮影のメッカになっており人がさばける瞬間を狙って撮影。

ミニサイズの 「タラピヨ」 と右にいるのは 「タラコン博士」
タラコン博士は館内でナビゲーションをしたりと一生懸命お仕事をされています。

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そして館内に入ると演歌歌手である氷川きよしさんのポップの多さに騒然となるはずです。

氷川きよしさんは、めんたいパークのCMに登場したり、テーマソングを手掛けたりとめんたいパークとは深い関わりが
あるんですね。

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館内のフードコートの入口にはご飯とお箸を抱えたタラコン博士が来場者を歓迎しておりました。
足元のプレゼントや飾り付けは時期がクリスマス間近だからの特別仕様なのでしょうか?

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工場見学も魅力ですが、館内最大の魅力は工場で生産されたばかりの出来立ての明太子が購入できることでしょう。

非常に多くのお客様でごった返しておりました。
その賑わいは上野のアメ横のようです。

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先ほどお昼を食べたばかりですが、デザートは別腹。

迫りくる誘惑には抗えず無意識のうちにソフトクリームを注文しておりました。

しかもこれタダのソフトクリームではありません。
めんたいパークならではの特別仕様 辛子明太子をこれでもかと使用した 「明太ソフトクリーム」 350円なり。
クリームの甘さに中に忍び寄る辛子明太子の辛さ。
時間差による味の確変は癖になりそうです。


めんたいパーク大洗(公式サイト)



めんたいパーク大洗の工場見学も終え次に向かったのは、すぐ近くにある大洗のランドマーク的存在
「大洗マリンタワー」 です。

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大洗マリンタワー。
ガラス張りの造りが特徴的なタワーです。

高さは約60mあり3階の展望台からは大洗港を始め、遠くは水戸市の県庁や筑波山まで一望できます。

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入口には大洗町のゆるキャラである「アライッペ」の幟がお出迎え。

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アライッペ幟の別バージョンもあります。
「アライッペのこれだっぺ」 
と書かれております。

語尾の 「っぺ」 栃木県東部を含む茨城県の方言になります。

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タワー入口の正面には観光地ではお馴染みの顔出しパネルがあります。

親子で撮影できるよう工夫がみられる造りになっておりました。

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タワーは3階建てで1階は受付、売店。
2階は喫茶店、そして3階が展望台となっております。

1階のエレベーターを利用すると3階までは数分で到達します。
気になったのはエレベーターの年式が古いのか少し時間が掛かっているように感じられました。

展望台を始め大洗マリンタワーには画像のように某アニメとタイアップしたイラストやポップがいたるところで
見受けられます。

ファンには嬉しい配慮がなされております。

当店のアニメ好きのT氏を連れてきたらさぞ歓喜することでしょう。

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展望台は360度視界が解放されており大洗の周囲をくまなく一望できます。

画像はフェリー乗り場になります。

残念ながらフェリーは寄港しておりませんでした。

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ついさっき訪れためんたいパーク大洗の方角です。

建屋上の赤い物体「タラピヨ」が目印です。

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市街の北西部を眺めた様子です。

この辺りは商業地を始め住宅地の立地が目立ちます。

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西部を眺めると薄らと見える高い建築物。

こちらは茨城県庁になります。

手前を走る高架は鹿島臨海鉄道になります。
ちなみに鹿島臨海鉄道は電化されていないため架線が見当たらないんです。

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視線を近場に移します。

大洗漁港です。
コンテナが多く並べられておりますが陸揚げされたものなのか、船に積み込むものなのかは不明です。

ここまで大洗マリンタワーを満喫させていただきましたが入場料は330円とリーズナブル。

また某アニメのファンは2階のガルパン喫茶は必ず訪れるべきでしょう。

大洗マリンタワー(公式サイト)

大洗の仕事と散策も終え惜しみながら帰路に着きます。

っっとその前に最後にもう1軒だけ寄り道を。

事の顛末は当店のTより大洗駅は絶対訪れるべきだと直前にLINEが来ていたからなのです。

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大洗町の玄関口ともなる鹿島臨海鉄道の大洗駅。

駅員さんもいる有人駅になります。

駅前の駐車場は県外ナンバーで大変混雑しておりました。
という私も県外ナンバーなんですが...

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大洗駅の正面になります。

こちらが県外ナンバーの方が多く寄せる理由だったみたいです。

大洗町は某アニメとのタイアップがすさまじく聖地になっております。
現に駅前駐車場は鉄道利用以外のファンの車やバイクで埋め尽くされていたほど。

ニュースでも取り上げられましたが、大洗町はふるさと納税の返礼品にタイアップしたアニメの関連グッズを用意したところ
受入額が過去最高を記録するなど嬉しい話題もありました。

2014年まで数百万で推移していた額が2015年には一気に2億円を超すほどのフィーバーぶり。
全国にアニメの聖地は数あれど大洗はそのビジネスモデルの成功例といってもいいでしょう。

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駅舎に入るとこのような可愛らしいポップがお出迎えしてくれます。

くれぐれも持ち帰ってたりしないように紳士的な対応で接してください。

この画像を当店T氏へ送信したところ悶絶してしまいました。

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駅舎内の柱にもこのようなラッピングがなされております。

なんでもTV放送でヒットしたアニメが映画化されるみたいです。
ファンの皆さま勉強不足で申し訳ありません。

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こちらはキオスクではありません。

大洗インフォーメーション。
観光案内所のようです。

しかしすごいのはその内部。。。。

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中に一歩足を踏み入れるとご覧のようなタペストリーやポスターたちが空間を埋め尽くしていたのです。

まるでアニメ専門店にでも立ち入ったような衝撃を受けるほどのインパクト。

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アニメ製作に携われたスタッフや演者さんたちのサイン色紙が飾られておりました。

魂を捧げたファンならきっと必涙ものでしょう。

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アニメに登場する戦車の模型まで展示されています。
塗装もしっかりとされており、かなり気合をいれて製作されたことでしょう。

とても繊細なパーツなどで組み立てられているため、お手を触れないようにと注意書きが

これまで紹介したグッズや展示品はすべて非売品になっております。
販売はされておりませんので、見るだけに留めておきましょう。

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インフォメーションセンターの出口にはアニメに登場するキャラより
「ありがとうございます」
のお礼のメッセージが書かれたポップがございました。

手作りのようですが駅員さんが製作したのでしょか?
それとも有志の方たちでしょうか?

これにはファンもニヤニヤが止まらないはず。

私の様なあまり詳しくない者でも大洗を訪れたことで、ファンの皆さんと一体感が構築できたと思っております。
雰囲気にのまれるという訳ではありませんが、このような特別な気持ちにさせてくれる聖地ってやっぱりすごいですよね。

これは帰ってからスタッフT氏にも教わりながら少しリサーチしてみようと思案しつつ帰路に着くのでした。


大洗駅(鹿島臨海鉄道公式サイト内)

茨城県大洗町でBuffalo社のLinkStation 、TeraStationのデータ復旧や故障トラブルで困ったら
パソコン修理はPCわんだ

栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ