今回は当ブログにも度々取り上げられる日光市のお客様よりデータ復旧のご依頼をいただきました。

当ブログに取り上げられる回数が多いのはそれだけ日光市のお客様に当店をご愛顧頂いている
証しでもあります。
感謝いたします。

さて面積の大変広い日光市
その広さは1,450k㎡もあります。
パッとしませんので東京ドームで換算すると約3万個分にもなります。
※ますますパッとしなくなりましたね。。。すみません...

全国の都道府県で最小の面積の香川県が1,876k㎡ですから一つの市で
県にも匹敵するほどの広さを誇っているのですね。

すごいぞ日光市


全国の市で4番目の広さを誇る日光市 (日光市公式サイト)

ここで息抜きがてら日光市のマスコットキャラクターをご紹介

その名も月光仮面ならぬ日光仮面!??
日光市出身の中年ヒーローここに参上

悩みはややメタボ気味のそのお腹周りなんだとか...
某○IZAPを紹介したいところです。

彼は日光市の道の駅ニコニコ本陣に出没することもあるようです。
出会えた方は超幸運の持ち主ですよ

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日光市公式キャラクター 日光仮面 (栃木県公式サイト内紹介ページ)

道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣 (公式サイト)




今回ご相談をいただいたのは広い日光市でも奥日光と呼ばれる場所
中禅寺湖方面でお仕事をされているお客様からでした。
※ちなみに当店のリピーター様で今回で3回目のご利用になります。

ご相談の内容ですが
「業務で使用しているバックアップ用に導入した外付けHDDが突然認識されなくなった」
というものでした。

電源を投入すれば内部からモーター音はするのですが、PC側ではドライブを認識できず。
接続するPCを変えても状況変わらず。

挙句の果てにはディスクのファイルシステムが当初設定していた 「NTFS」 から 「RAW」 という普段目にしない
ものに...

お客様はこの外付けHDDをバックアップ用と仰っておりましたが、正式にはPCで作製や加工をしたデータの保存
ドライブとして運用されておりました。

そのためPC側には元データは残っていないという非常事態。

後出しになってしまいますが、本来の外付けHDDの使い方としましては

””PC側に保存したデータのバックアップ用としてローカルと外付けで二重に保存することでデータの信頼性を高める””
というものです。

多くのお客様のバックアップ環境を目にしてきましたが、残念ながらこの使い方が徹底されていないというのが実情です。

取り急ぎお客様からは当日中に対応して欲しいと強いご要望をいただきましたので即日対応を取らせていただきました。
 

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現地到着後に拝見させていただきた問題の外付けHDD
Buffalo製の外付けHDD  HD-LC4.0U3-BKF 
2017年初頭にリリースされた比較的新しめのHDDで4TBと大容量さを誇っています。

実際にHDDへ記録されたデータのサイズが僅かであっても、HDD本体の記録容量が大容量の場合、データの復旧を
行う際にはそれの則った費用がかかりますので闇雲に大容量のHDDが良いかというと一概には判断でいない部分も
ございます。

Buffalo製の外付けHDD  HD-LC4.0U3-BKF (Buffalo社 HD-LCU3F-Fシリーズ製品紹介サイト内)

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Buffalo製の外付けHDD  HD-LC4.0U3-BKF 
を横置きにしたところです。

先にお断りしておきますが、釣り上げた魚のようにこれから魚拓を取る訳ではありません。

機器の診断を進めた結果ハード側に物理的な異常は見受けられませんでした。
推測するにHDD側で論理的な障害が発生し今回のようなトラブルを引き起こしたことが考えられます。

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HDDを機器診断用のPCへ接続しディスクの状態をすぐさまチェック

するとどうでしょうか!?

本来NTFSで表示されているはずのHDDのファイルシステムが 「RAW」 状態になっていることが判明。
※一般的にRAWと聞くとデジカメなどでよく耳にされていると勝手に推測させていただきます。

ファイルシステムが 「RAW」状態になってに慌てる必要性はございません。

間違っても
ディスクをフォーマットしますか?

と聞いてきてもうっかり実施することの無いようにご注意ください。
※フォーマットを実施するとデータの復旧率が著しく低下いたしますので。

幸い今回は物理的な異常はありませんでしたので高い精度でデータの復旧が期待できます。

専用のツールを利用し、化けてしまったHDDのファイルシステムを本来の形式へと戻していく作業を進めていきます。

HDDの容量が4TBと大容量であったことからこの作業は機器をお預かりさせていただいての作業となりました。

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やはりHDDの容量4TBは伊達ではありません。
ファイルシステムの復旧に要する時間は丸2日も掛かってしまいました。

復旧されたデータは改めて外付けHDDをフォーマットし、その中へと保存させていただきました。

最後にお客様にはデータのバックの正しい行い方や運用法についてご進言。

参考までに今回発生した費用です。
データ復旧作業料 27,000円   
再訪料         2,100円
割引          -2,100円
合計          27,000円
※郵送修理の場合は機器発送時に別途往復の送料が掛かります。

大事なデータを保存した外付けHDDやUSBフラッシュメモリーの突然の認識不良によるトラブルやデータ復旧で
お困りのお客様

ご遠慮なく当店までご相談ください!

他社様よりも安価に短期間で復旧および納品できる可能性がございます。

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無事お客様への納品も済ませこの後は束の間の自由時間
※次の予定が夕方以降なのでフリータイムが生まれました。

せっかくいろは坂を登って中禅寺湖まで来たのですからここは思い切って普段は通り過ぎるだけだった
2つの場所を攻めてみようと思います。

奥日光の中禅寺湖界隈には素晴らし眺望の期待できるスポットが幾つかあります。

さすがに男体山を登頂するだけの時間はありませんから手軽にサッと足を運べる場所
一つ目は明智平を訪れました。

ここでいろは坂をあまり利用されたことが無い方向けにご説明を少々。

いろは坂は上りと下りがそれぞれ一方通行になっており対面車とぶつかることはまずありません。

しかし例外がありまして
・中禅寺湖~明智平

この間は一方通ではありません。
相互通行区間になります。

ついつい一方通行だと思い込みセンターラインを越えてしまうと非常に危険ですのでくれぐれもご注意ください。

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突き抜けるような青空のもと明智平への玄関口となる明智平ロープウェイへとやって参りました。

レストハウスは現在解体工事のため食事スペースがなくなっております。
工事完了後の見違えるような姿には期待したいと思います。

ロープウェイ乗り場の前に設置されている道標

背後にはしっかりと日光のシンボルである”男体山”の姿がくっきりと目にする事ができます。

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先ほどの道標のすぐ近くには一際目立つ石碑があります。

ここがこのロープウェイ乗り場での人気撮影スポットらしく、多くの観光客がしきりに撮影の順番を巡っているのが印象的でした。

石碑はかの文豪、幸田露伴さんの娘様、幸田文(あや)さんの歌が刻まれておりました。

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現在レストハウスは老朽化に伴う解体工事中のため休業しておりますが、土日祝日など繁忙期は乗り場前で串に
刺さったアユの塩焼きなどが焼かれて販売されております。

匂いに釣られて思わず手を取り気が付いた時には一本お買い上げしておりました。

美味しかったのでお値段以上の価値はあったと心に言い聞かせロープウェイ乗り場へと歩みを進めます。


 ↓
  ↓

ロープウェイー乗り場は半地下になっている場所にあり少し階段を降りる形になります。

また乗車券購入時にJAFの会員証を提示すると1割引きになる特典もあります。
JAFの会員になっている方は忘れずに購入前にカードを提示しましょう。

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国内のロープウェイはスイス製が多い中、明智平ロープウェイは大阪車輌工業製造と国産となっております。

左手に見えるのはすれ違いの下るロープウェイになります。

ご覧のようにロープウェイの本体色は赤を基調にし、下部に白のラインが入った塗装となっております。

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標高1,373mの明智平の頂上部を目指して登っていくロープウェイ

左手には男体山を拝む事ができます。

昇るごとに男体山との距離が近づくせいか、どんどん大きくなっていくのが堪りません。

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高所恐怖症の方は決してロープウェイの下を見ないように!!

奥に見えるのが先ほどまでいたロープウェイ乗り場となります。

思わずヒャ~ぁと声が漏れてしまうような高度ですね。

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ロープウェイに乗車すること約3分ちょいで展望台へと到着

右手には男体山、左手には華厳の滝

どうですか!?
この盆と正月が同時に来たような眺望は

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カメラのズーム機能を使い華厳の滝をズームイン

華厳の滝はその上部に位置する中禅寺湖からの水が、97mの落差を一気に流れ落ちることで有名な滝です。

日本三名瀑の一つである華厳の滝
他にも日光には滝が多くありますが、華厳の滝が知名度規模ともに最大ともいえるでしょう。

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展望台から北東方面を眺めたところです。

丁度日光の鬼怒川温泉方面を向いたところになります。

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展望台から東側を眺めたところです。

先ほどまでいたロープウェイ乗り場も小さいですが、その存在を確認することができました。
乗車時間は数分でしたが、そんな短時間にこれだけの高度を登ってきたのですね。

ちなみにこの視線の先には日光の市街が続いております。
※山に遮られてよく見えませんが...


明智平への玄関口明智平ロープウェイ (日光交通株式会社公式サイト内)

明智平を後にし次に向かったのは 半月山 (はんげつさん)
中禅寺湖の南に位置する標高1,753mの山です。

天気の良い日は男体山を始め中禅寺湖の全景を拝むことができる、ここ中禅寺湖でも有数の展望スポット。


 ↓
  ↓
   ↓

半月山へ向かう道路はAM7:00~PM5:00までしか通行出来ないので注意が必要です。
向かう際には帰りの時間も逆算するのをお忘れなく。

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いろは坂の再現かと見紛うようなヘアピンカーブ連続の登り坂を進んでいくと半月山駐車場に到着します。
※この画像は昨年11月に撮影したものです。

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車を降りると 「足尾の治山事業」 について看板で紹介がされておりました。
丁度この視線の先に見える山がかつて鉱毒問題で取り上げられた足尾の山々。

足尾の山々は他とは異なり、木々の量が少ないのが特徴です。
鉱毒問題で多くの木々が枯れたことが原因のようです。

現在かつての緑を取り戻すために植林や治山事業を多方面でバックアップしております。
壊してしまった自然を復活させるのは長い年月を要し大変さが分かる1シーンでした。

駐車場からの眺めも中々なのですが、今回は思い切って半月山の展望台から中禅寺湖を一望しようと
プチ登山を強行。

こういう時のために革靴ではなく、運動靴を携帯していた私の采配が見事に的中。
※車内に運動靴があったのはたまたまです。
 決して仕事をさぼるために用意していた訳ではありませんと言い訳タイム

駐車場から半月山の展望台までは約30分ほどで到達可能。

いくら中禅寺湖の標高が高く気温が平野部に比べ低いとはいえ、昼過ぎの強烈な日差しを浴びながらの登山は
段々と汗が流れだしてきます。息も絶え絶え状態に。

ここで日頃の運動不足を呪うのですが、苦労した分だけ展望台からの眺めはそれはそれは素晴らしいものでございました。

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標高1,753mの半月山の展望台からの眺めは心に残ること間違いなしのシーンとなるはずです。

普段目にしている中禅寺湖も見る角度を変えればご覧のような雄大なパノラマが広がる一味違った姿を披露してくれます。

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高台から眺める中禅寺湖。
湖面の青と、空の青、そして山々の緑が溶け込みこれから迎える初夏に相応しいシーンをカメラに収めることができ
ご満悦の私。

画像中央から北へ延びる半島のような部分は八丁出島
これも展望台だからこその眺めと言えます。
決して湖畔からでは垣間見ることができない光景です。

その形は日本三景の一つ京都の天橋立の「昇り龍」を彷彿とさせてくれます。

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半月山展望台からは天気や気象等の条件が合えば遠く富士山まで一望できるそうです。

生憎今回はお眼鏡に叶いませんでしたが、見ることができた方は強運の持ち主と言えることでしょう。


半月山展望台 (とちぎ旅ネット紹介ページ)




中禅寺湖での用事を済ませ宇都宮への帰路の途中、まだお昼を取っていなかったことを思い出しました。
せっかく日光まで来たのですからここは名物の蕎麦をいただきたいところ。

幸い走行中の日光宇都宮道路には食事処も備えたパーキングエリアがございます。
...という訳で立ち寄った日光口パーキングエリア

蕎麦屋さんだといい金額がしますが、こちらの蕎麦なら安価で手早くいただけるので時間が無い時には非常に重宝します。

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入り口正面にはメニュー表らしき看板が立っておりました。

「ふむふむ」 これを見ると蕎麦が一押しであることが明白です。

しかも春のキャンペーンとのことで、割引設定がされているではありませんか?
これには財布も私も嬉しさのあまり狂喜乱舞してしまいました。

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気を取り直してメニューを注文。
数あるメニューから今回注文したのは舞茸そば

大好きな「舞茸」と「天ぷら」による夢の共演、これが美味しくない訳がありません。
また肝心の蕎麦も舞茸天に負けず劣らずおいしいのです。

蕎麦の上に載ったサクサクの舞茸天

これには思わずニッコリ
最後の一滴まで美味しくいただきました。

一般的に高速などのサービスエリアでの蕎麦やラーメンはインスタント性が強く味もそれほどでもという印象が付き物ですが、
こちらの蕎麦の味は十分合格点と言えます。

日光口パーキングエリア (栃木県道路公社公式サイト内)

栃木県日光市でBuffalo製外付けHDDの認識不良、通電不可状態からのデータ復旧、ファイルの修復で困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ

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