12月に入りめっきり冬らしさが増してきた今日この頃。
世間は師走の文字通り人も時間もあわただしく肌で感じ取れるようになって参りました。
当店におきましても全国のお客様からお預かりしたPCの修理を何とか越年せずに
年内完了を御旗に掲げ2016年最後のラストスパートに入っております。
そんな中更に修理のご依頼をいただきました。
ご実家はなんの偶然か栃木県!
帰省された際にネットで当店をお知りになられたそうです。
この世の中どこで知っていただけるか分かりません。
インターネット、SNSで世界がぐっと狭く、そして近くなりました。
私どもスタッフは日常生活においても周りにいる方すべてをお客様だと思えという
責任者からの言葉を胸に刻み込み日々仕事に生活へと邁進しております。
お客様から申告のあった症状は次の通り
①勉強の合間にドリンクを片手にMacを操作していたら思わず強烈なくしゃみが出てしまい
その勢いで手からグラスが傾き不幸にもこぼれた液体はキーボードへダイブ
②こぼした液体を乾かそうとタオルで拭いたり、ドライヤーをあてるも焼け石に水
ほとんどのキーが応答不可になった。
③幸いにもクリックパッドは問題無し。電源は入るようです。
というものでした。
文字面だけでもその凄惨さが容易に想像がつきます。
到着した2013年製 Macbook Air 11インチ MD711J/A です。
薄さと軽さを備えたMacbok Air はモバイル用途で根強い人気があります。
最近では大学入学時に学校側から購入指定の機種としてピックアップされるなど
段々とWindows離れが加速しているようです。
ドリンクをこぼしたキーボードの部分です。
到着した時点では既に乾いており、外観の目視確認ではドリンクがこぼされたのを
識別できない状態でした。
但し顔を近づけるとこぼされたドリンクのかすかな匂いが鼻につきます。
また分解をすると内部はこぼされた液体の跡で変色している箇所もございました。
診断の結果キーボード全体がこぼされた液体で回路部が腐食しており
スポット修理が困難な状況でした。
残念ながらこうなるとキーボード毎交換となってしまいます。
海外(USA)から取り寄せた日本語キーボードです。
USキーボードに比べ納期も費用も余計に掛かります。
Macbook Air のキーボードはトップケースと一体になっているのが特徴です。
そのためキーボードのスポット修理が困難である場合はケースも含めた交換となりますため
機器代がやや高額になります。
今回のようなキーボードの交換修理ではデータなどが消失することはございませんので
その点はご安心ください。
腐食した個所が限定的であれば、より低予算となるスポット修理や洗浄処理で
解決できる場合もございます。
参考までに今回発生した費用です。
キーボード交換作業料 8,400円
ロジックボード洗浄作業料 サービス
交換用日本語キーボード&トップケース機器代 26,800円
割引 -1,000円
学生割引 -1,000円
合計 33,000円
※郵送修理受付時の金額になります。
※機器発送時の往復の送料はお客様ご負担となります。
ご存知かとは存じますが当店では一人暮らしの学生様を応援しているため
作業代金から1,000円割り引くキャンペーンを実施しております。
全国の学生の皆様ぜひ当店をご利用をご検討くださいませ。
Macbook Pro、Macbook Air Mid2011、2013、2015のキーボード、クリックパッドの不具合ドリンクこぼしなどのトラブルで困ったら