静岡県掛川市 起動しない富士通製 ESPRIMO FH78/RD HDD交換とデータ復旧作業

一日の仕事もひと段落する午後3時(15:00)

この時間のお楽しみは人それぞれでタバコを吸いに席を外す者、外の空気を吸いにフラッと外出する者。
僅かな時間を趣味に全力をつぎ込む者。

そしてコーヒーやお茶を嗜む者。

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昔は休憩などに口にする飲み物の定番といえばお茶でした。
それが時代の移り変わりで選択肢も増えコーヒーや紅茶にシェアを奪われるようになってしまいました。

欧米化の進んだ日本ですが昨今は緑茶に含まれるカテキンの効能も注目され需要が増えコンビニなどでは
多くのペットボトルに入ったお茶を目にします。

今回は和食に欠かせない飲み物、日本人の和の精神の活力剤でもあるお茶(日本茶)の一大産地である
静岡県掛川市のお客様から修理の依頼をいただいたのでご紹介させていただきます。

日本茶の一大産地である静岡県
驚くのは全国のじつに4割をここ静岡県だけで生産していることでしょう。

横に長い静岡県ですから当然多くの産地やブランドが点在しております。

掛川市のある牧之原周辺は味の濃い苦渋みの少ない深蒸し煎茶の製法が開発された地区でもあります。

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掛川市に広がる広大な茶畑
緑広がる茶畑ですが年間を通じての見どころは新芽の育つ4月~5月にかけて
田んぼとは違った緑の見え方は必見です。

そして茶畑に立つ鉄塔のような物は電柱や照明ではなく霜除けのための扇風機になります。

東海道新幹線で静岡県を走っていると車窓に映る富士山や茶畑を見ると景色に見入ってしまい新幹線の
速度に反して駅弁の箸ものろのろの徐行運転になってしまうほど。

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静岡市と浜松市の中間に位置する掛川市
※余談ですが自動車のナンバーは 「浜松」 ナンバー

その玄関口となるJR掛川駅

北口と南口がありますがおススメは木造駅舎の北口です。
古民家のようなオーラを放つ駅舎

昭和15年の外観をそのまま残しているというのですから本当に驚かされます。

掛川駅には東海道線の他に東海道新幹線も乗り入れます。
速達タイプの 「のぞみ号」 は停車せず、各駅停車となる 「 こだま号 」 のみが停車します。

こだま号のみの停車駅の中では利用客は多い方で、より速達の 「ひかり号」 の停車を希望する街の声も
ちらほらと聞かれるとのこと。

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新幹線の車窓から見える景色はテンションを爆揚げしてくれます。

その中でもお城が見えたときは超得した気分になれます。
※ほんの一瞬だけのチラ見ですが

それはここ掛川においても例外ではありません。

掛川駅の北側にそびえ立つ掛川城の天守

新幹線の窓側 ” E席 ” を指定すればこの光景を独り占めできます。

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レトロ感溢れる掛川駅北口ですが見どころは駅前にもあります。

薪を背負い読書に耽る少年といえば...そう  『 二宮金次郎 』 

ここ掛川は金次郎ゆかりの地ということで駅前にこの像が建てられたそうです。
決してかつてこの場所に学校などがあった訳ではありません。

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掛川市のゆるキャラ

茶のみやきんじろう

掛川ゆかりの二宮金次郎と掛川が全国に誇る掛川茶をコラボさせたゆるキャラになります。

背中を注目してみると背負っているのはお茶の葉のようです。
身に付けているのは掛川茶をイメージした緑色の着物

お茶のまち掛川を一所懸命PR 茶のみやきんじろう (掛川市公式サイト内紹介ページ)

掛川城に掛川茶がある静岡県掛川市 (掛川市公式サイト)

さぁ前置きが長くなってしまいましたがここからは修理の話題になります。

掛川市にお住いのお客様から宅急便で送られてきた修理希望のPC

かなり大きな段ボールに梱包されていたので運ぶのにも一苦労しました。

富士通製のFH78/RD

2014年に販売された23インチワイド画面の一体型PCです。

当時の富士通としては珍しく本体から独立した独特のフォルムのスピーカーと本体はアルミ素材で仕上がっています。

富士通 ESPRIMO FH78/RD (富士通公式サイト内 FHシリーズ紹介ページ

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段ボールの梱包を解いていくと姿を現わした ESPRIMO FHシリーズ の FH78/RD

画面の表面にはフレームの無いデザインを重視したフルフラットファインパネルが採用されています。

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早速診断をするためにデスクへ設置し電源オン

画面にはメーカーロゴとなる富士通の表示が

... しかしこの後が続かない

どうやら内部のハードに問題があると推測

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富士通製のPCには自己診断を行うための 『 診断プログラム 』 なる便利な機能が備わっています。

大概のハード的なトラブルはこの 『 診断プログラム 』 に掛ければ原因がはっきりするのです。
※但しマザーボードなどの中枢的なハードの異常についてはこの 『 診断プログラム 』 でも見抜けません。

ちなみにこの画面はマウス操作が効きませんので御注意ください。

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診断プログラム 』 を走らせること約10分

画像はCPU、メモリと診断が終わりHDD (ハードディスク) の診断を行っているところです。

ここまでは順調に進んでいた 『 診断プログラム 』 ですが極端に進み具合が遅くなりました。

やはりHDDに異常があるのか...

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HDDの診断に入ってから実に40分経過

気が付いたら画面表示が変わっており無情にもハードディスクの異常を知らせるメッセージが

「エラーコード :E104-1-1008」 診断結果 :ハードディスクに機械的なトラブルの可能性があります。 修理窓口へお問い合わせください。

通常HDDに異常がなければ 『 診断プログラム 』 自体は十数分で完了します。

トータルで1時間近くかかった時点でハードディスクの故障を覚悟していましたがこうメッセージで
通告されるとなんだかやるせない気持ちになりますね。

多くのお客様がこの診断結果をご覧になったあとPCの販売店様、メーカー様へ修理のご相談をされます。

もちろん当店でもこちらの機種のHDDの交換作業は可能です。
また故障したHDDからご希望に応じてデータの復旧作業を行うことも可能です。

メーカー様の修理の場合その多くでデータの消去を覚悟することになります。

修理から戻ってきたPCは本当に綺麗さっぱり出荷時の状態まで戻されてしまうのです。

もしデータを失うことに対し諦めがつかない、どうにかして取り出したいというお客様
当店パソコンサポートPCわんだまでお気軽にご相談ください。

大事なデータ。。。取り戻せるかもしれません

・ ・ ・ ・ 

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故障箇所も特定しHDDの故障度合いやデータ復旧の可否を調べるために機器を分解していきます。

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一体型PCの分解は機種によっては手をこまねくのですがこちらの機種はまだ分解しやすい方だと言えます。

フラットなパネル面を下向きにし分解に向けて本体を裏返します。

ちなみに本体の下部に横一文字に伸びるパーツがこの機種の売りであるスピーカー部になります。

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まずは本体背面上部のカバーをツメを抑えて取り外します。

この部分のみドライバーや工具を使わずとも取り外すことが可能です。

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次に本体とスタンド部を固定している部分へ場面を移します。

このスタンドを固定している部分には覆いのようなカバーが取り付けられています。

こちらはヘラのような器具を使えば簡単に取り外せます。

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カバーを取り外した後のスタンド固定部

画像からも分かるように内部には電源ケーブルがありますので断線やショートをさせぬよう慎重に対応する
必要があります。

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スタンド部を取り外したところです。

スタンド部は重量がありますので取り外しの際は落として破損や怪我などをされませぬようお気を付けください。

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本体内に眠っているHDDを取り出すため背面カバーを取り外していきます。

背面底部数か所がプラスネジで固定されていますので手際よく取り外します。

全てのネジを外したらここでもヘラのような器具を使いカバーを本体側から引きはがしていきます。

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背面カバーを取り外したところです。

丁度左側に見える緑色のパーツがPCの中枢部になるマザーボードです。

一体型PCの場合マザーボードはノートPC同様それほど大きくないのが特徴です。

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中央に見えるのがHDDがある部分になります。

この保護しているカバーを取り外せばいよいよHDDとのご対面となります。

保護カバーは鋭利になっている箇所がありますので手袋や軍手などを着用された方が安全です。

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保護カバーを取り外しました。

ごらんください!

先ほどまで銀色のカバーで覆われていたところに突如現れた黒い物体

これがPC上のデータを記録するパーツ 『 ハードディスク 』 です。

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精密診断のため本体から取り外したHDD

型名:DT01ACA300

東芝製のディスク容量3TBのHDDです。

... 診断の結果

1.HDDに中度の物理障害があることが判明

2.記録されていたデータは完全ではないが一部復旧可能であることが判明

上記 「1」、 「2」 の場合
・データ復旧が困難
・データ復旧費用が高額
となるケースが多いのですが今回は障害の発生したHDDのすべてでは無くその一部のデータとお客様にも妥協を
していただきましたので復旧できる可能性が大いに高まりました。

※その後データ復旧のために着手から中3日ほど磁気情報の解析作業を行わせていただきました。
 写真データに的を絞り約15GBのデータを復旧させることができました。
 (全写真データの約8割ほどの復旧でした)

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データ復旧と並行してPCの修理作業に取り掛かります。

障害の発生したHDDは再利用できませんので代替用のHDDを手配

新品のHDDはご覧のような真空状態を保つようなパッケージで梱包されています。

これだけ見ると宇宙食のようにも見えますね。

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元々搭載されていたのと同じ東芝製のHDD

型名まで同じDT01ACA300

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交換用のHDDを元々搭載されていた場所へ装着します。

取りはずしたパーツやカバーを組み戻していき最後の〆の作業に取り掛かります。

こちらのPCは元々Windows8.1がインストールされておりました。

HDDを交換しただけでは当然Windowsはインストールされておらず何もできません。
人間に例えれば魂のない抜け殻のような状態です。

Windowsの再インストールの際には再セットアップディスクが必須になります。
しかし悲しきかなお客様はディスクをお持ちでなく作成もされておりませんでした。

こうなるとメーカー様から有償でディスクを取り寄せてとなるのですが、どうせWindowsをインストールするのであれば
「最新のWindows10をインストールして欲しい」
とのリクエストをいただきましたので、この後の作業プランに一部変更が生じました。

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お客様へWindows10をインストールすることで発生するリスクを説明し了承を得ます。

TVチューナーを搭載した一体型PCの多くはWindows10へアップグレードをすると、この機能が損なわれることが
あります。

Windows10のインストールデータはMicrosoftの公式サイトから入手可能です。
※Windows10への無償アップグレードは2016年7月29日をもって終了とアナウンスされておりますが、
 これ以降もアップグレードは可能です。

Windowsのライセンスは既にWindows8.1で認証済みのハードウェアでしたので新たにプロダクトキーなどを
用意する必要もありません。
※Windows7以降を搭載したマシンであれば原則無料でアップグレード可能です。

Windows10のインストールも終わり念のため起動確認、有線無線でのネット接続確認、CD、DVDの再生確認も行います。

これにて作業完了となります。

参考までに今回発生した費用です。
データ復旧作業 60,000円
 (中度の物理障害発生HDDからのデータ復旧)
HDD交換作業料  6,300円
交換用HDD機器代 9,720円
割引  -2,020円
合計   74,000円
※機器発送時の往復の送料は別途発生いたします。
※機器を発送していただく際は元箱 or 精密機器BOXにて発送していただくことを推奨しております。
 梱包が不十分ですと郵送中にひび割れなどが起きてしまうこともございます。
※上記金額は消費税率変更前の2019年9月時点での料金となります。

富士通製一体型PCやノートPC ESPRIMOシリーズの起動トラブルやデータ復旧、その他ハードウェアトラブルで
お困りの際は当店パソコンサポートPCわんだまで気兼ねなくご相談ください!

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新幹線から見えるお城ということで冒頭でもチラッと登場した掛川城

掛川市のシンボルで城周辺には四季桜、しだれ桜、ソメイヨシノなど約130本が植えられております。
毎年春には多くの人の目を楽しませくれる場所です。

という訳で今回はその掛川城をご紹介させていただきます。
※浜松出張の帰りに立ち寄って参りましたのでその時の様子を紹介いたします。

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掛川城の見どころスポットのひとつ 『 大手門 』

天守共々復元された物になりますが史実に基づき忠実に再現されていています。

間口7間(約12.7m)、奥行3間(約5.4m)の二階建とスケールも申し分ないものとなっています。

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大手門を抜け逆川を渡ると掛川城の天守が間近に迫ってきます。

高台になっている掛川城公園

ここからなら天守を手前の四足門含めて一望することができます。

ここで記念撮影する方が非常に多かったのが印象に残っています。

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掛川城公園にある観光地ではお馴染みの撮影用の顔出しパネル

よく見るとゆるキャラの茶のみやきんじろうが描かれていますね。

ここで記念撮影と行きたいところですが一人旅の場合は一気に難易度が高くなります。

「誰か~カメラで撮影していただけませんか~」

...とても恥ずかしくて言い出せません。

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受け付けで入館料410円(大人/人)を支払い中へと歩を進めます。

四足門の先には急峻な階段が続きます。

一応断っておきますがエレベーターはありませんので。。。

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天守内の廊下の様子

天守は復興された物になりますが木造天守のため雰囲気がハンパありません。

現存天守といわれても違和感がないほどに

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掛川城を築城したとされる山内一豊公の騎馬像

騎馬像といえば伊達正宗公も有名ですがこちらもなかなかのカッコよさ。

はっきり言ってこれ欲しいです。
フィギュアなどで販売されたら即解しちゃいそうなほどです。

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掛川城は今から400年も前に1590年(天正18年)に徳川家康が関東に移封したことに伴い入城した
山内一豊が築城したと言われています。

山内氏といえば土佐藩(現高知県)の初代藩主としても知られています。

天守内は博物館も兼ねており貴重な歴史上の資料を見学することができます。

画像は鯱(しゃちほこ)の複製品になります。

鯱といえば名古屋城の金ぴかのアレをイメージしがちですが本来は黒塗りが基本なんです。

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鯱をズームしてみました。

鯱は顔が虎で胴体が魚という想像上の生き物

しかしよくよく見ると顔立ちが虎というよりは龍に見えるのは気のせいでしょうか?

木造建築が多く火事の危険と隣り合わせだった時代において鯱は水神として崇め祀られ火災除けとして
多くの建物で使われてきた歴史があります。

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館内にはカッコいい甲冑が展示されていました。

赤備え

赤い甲冑の正式名称です。

戦国時代から江戸時代にかけて多く使われた甲冑です。
当時は赤色は貴重で部隊のエース級にのみ使用が許可された特別な甲冑となります。

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壁に設けられた格子窓

戦国時代はこの格子窓から迫りくる外敵を銃や投石などで応戦したとされています。

戦(いくさ)とは無縁な現代においては天守からの景色を眺めためのツールになっております。

この狭い格子窓から遠景を眺めるのが個人的には好きなんですが。。。。

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天守最上階の展望室から眺めた掛川市内

方角は南側

掛川駅方面になります。

タイミングが合えば東西に忙しなく走る東海道新幹線を視界に収めることも可能です。

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掛川城天守近くの掛川城二の丸御殿

かつて城主が住んだとされる屋敷になります。

よく勘違いされがちですが天守は戦など有事の際の防衛の拠点で、日常生活はこちらの御殿となります。

今回は時間の関係から泣く泣くスルー。。。。

いつの日かリベンジしたいと思います。

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最後に立ち寄った天守と御殿のすぐ東側に位置するはす池

この池周辺には野鳥が生息しています。

立ち寄った日ははす池に架かる橋上に多くのハトの姿が確認できました。

平和の象徴であるハトと戦のシンボルであった天守

相反するものですがこれからも平和が続くことを願って掛川の地を後にするのでした。

日本初の「本格木造天守閣」として名高い掛川城 (掛川市公式サイト内掛川城紹介ページ)

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