坂東(ばんどう)市 2005年平成の大合併で誕生した市で旧市名は岩井市。
市南部を流れる一級河川”利根川”の古くからの愛称”坂東太郎(ばんどうたろう)”から市名をとった経緯があります。
ちなみに当店スタッフお気に入りで”ばんどう太郎”という和風ファミレスのチェーン店が
ありますが、坂東市とは無関係です。
こちら様は本社が茨城県古河市になります。
ばんどう太郎: https://bandotaro.co.jp/bandotaro/index_2.html
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さて本題に入ります。
今回お客様からお問い合わせいただいた内容は
・現在利用のNAS が調子が悪い(ファイルの読み込みに時間を要する)
・NAS本体の状態を示すPC側の管理ツール上に温度異常の警告が頻繁に通知される
・Raid機能を有していないNASのためHDDのクラッシュ時が非常に心配である
の3点です。
ご利用のNASは定番のBuffalo社のLinkStation。
ちなみに 「NAS」 とはネットワークに接続して使えるHDDのことをいいます。
茨城県坂東市は宇都宮からそれほど遠くない為、サポートにあたり出張費など割増し
料金が掛かることはございません。
この点がお客様が当店へ依頼を決める際の大きなポイントになったとお聞きしました。
既に設置済みのBuffalo製 LinkStation LS210D0301
2013年発売のHDD単体搭載モデルの機種になります。
搭載されているHDDの容量は2TB。
現在使用しているディスク容量は全体の約30%となる550GBほど。
決してHDDの容量が不足しているわけではありません。
今回上位機種TeraStationへのリプレイス決断に至った理由。
それは・・・
搭載されているHDDが1台で障害発生時に生じるリスクを回避するためより信頼性の高い
TeraStationを選定した事に他なりません。
またTeraStationはLinkStationに比べ筐体内部に余裕があり内部の熱も籠りにくい設計になっています。
現に既設のLinkStation内部のHDDは結構な熱を帯びておりました。
※素手で長時間触っていられないほどでした。
今回リプレイス用に手配したBuffalo製のNAS TeraStation。
型式名は TS5200DN0402
2TBのHDDを2台搭載したRaid0/1対応の高機能モデルとなります。
TeraStationブランドはBuffalo社がLinkStationの上位モデルとして取り扱っております。
そのため商品の梱包やパッケージはいかにも業務用的な仕様となっております。
精密機器のため商品梱包の上部に赤字で目立つように取り扱い注意の表記があります。
くれぐれも運搬途中で落とすことのないように慎重に慎重に取り扱う必要があります。
箱から取り出したTeraStation
ビニールに丁寧に包装され鼻を近づけるとビニールの真新しい匂いがします。
私はこの匂いは好きなのですが。。嫌いだという意見の方が多いみたいです。
機器を旧機種であるLinkStationの設置されていた場所へ設置。
これからの季節、上昇する外気と機器内部から発生する熱が籠らず冷却されるようにエアコンの
風邪があたりやすいようにと冷却対策も重要になってきます。
西日がもろにあたらないようにするなどの工夫も必要です。
リプレイス後のTeraStationへLinkStation内のデータをネットワークを通し転送していきます。
総データ量が500GB超えであることから完了までには半日近くかかりそうな見込みです。
最後まで見届けることは時間の関係上難しいため、お客様へは明日午前に出社された際に
データの転送が完了しているか確認していただくようご案内いたしました。
確認後に問題が無いようであればLinkStationを取り外す方法もご案内させていただきました。
もちろん取り外す予定のLinkStation内には機密データが入ったままです。
処分をせず万が一に備え社内に保管して置くべきとご進言いたしました。
もし処分を検討されるお客様がいらっしゃいましたら、きちんとデータ消去を行った上で処分に
出されることを強く推奨いたします。
作業開始から約2時間ほどでNASのリプレイス作業が完了いたしました。
※データ転送が最後まで見届けることが出来なかったのは心残りですが。
これまではHDDの挙動や障害に不安になりながらの運用スタイルでしたがTeraStationを導入
したことで2台のHDDを搭載しかつRaidも構築済みのため今後はこれらの不安・心配から解放
されるということでお客様も非常に満足されておりました。
尚当店ではTeraStationの内蔵HDDには障害が無く電源部、基盤部の故障による障害で起動
できない場合でもデータ復旧は可能です。
同業他社様と比較しリーズナブルな価格帯での復旧が可能ですのでお困りの方は
お気軽にご相談ください。
参考までに今回作業で発生した費用です。
TeraStationリプレイス作業料 12,600円
TetaStation機器代 98,000円
割引 ‐1,600円
合計 109,000円
※作業時間2時間以内での作業料金となります。
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午前の作業が終わり次の現場であるつくば市へ向かうところで会社から連絡が。
なんでもお客様の都合により日程が延期になった模様。
この後の予定は完全にフリーになってしまいました。
さて空いた時間はどのように消費するか。。
自問自答し辿り着いた答えは
・どこか涼める場所に行きたい
・なるべく低予算で長時間滞在できるようなところはないか
付近の施設を検索してみると何やら興味が湧く施設があるではないですか!
ミュージアムパーク茨城県自然博物館
ふむふむ恐竜の化石などが展示されているらしいです。
化石好きの私には打ってつけの場所です。
カーナビに施設住所をインプットし目的地へ出発。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の入口です。
駐車場も広く停められないなんてことは無いかと。
但し当日は団体様でしょうか大型バスが数台停まっておりました。
駐車場から入口までは少し歩きますので、往来する車と接触しないようお気を付けください。
当日は地元の小学校でしょうか?
社会科見学で来ていたと思われる大勢の小学生達で館内は賑やかでした。
入場料は大人530円
この手の料金では安い方だと思います。
入場券を購入しまず目に付くのはマンモスの化石です
中国では発掘された世界最大とされる松花江マンモスの化石。
その大きさに圧倒されます。
マンモスの化石を正面から見たところ。
牙の部分だけでも相当なリーチがあります。
昔の人たちはこのような大型の生物を生きるために狩をしていたというのですから何度も
驚かされます。
宇宙、地球の生い立ちなどのフロアーを進んでいくと少し開けた空間に出ます。
眼前には何かで影が出来ておりました。
植木かと思ったらこれまたビックリ!
正体は首長竜の化石でした。
マンモス以上にスケールが大きすぎてカメラのフレーム内に納めることが困難でした。
館内には恐竜の化石だけではなく、隕石や地元茨城県で産出された珍しい鉱物の展示もございます。
ギベオン隕石 : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%99%E3%82%AA%E3%83%B3%E9%9A%95%E7%9F%B3
八面体結晶の集合体である黄鉄鉱
金を彷彿とさせる色に高級感が感じられます。
黄鉄鉱 : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%89%84%E9%89%B1
緑桂石
水色で透明な結晶はアクアマリンと呼ばれます。
アクアマリンといえば宝石でも有名ですね。
異極鉱
青の見た目が毒々しい感じですが、毒物ではなく内部に炭酸ガスを含有しているようです。
異極鉱 : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E6%A5%B5%E9%89%B1
宝石のオパールで有名な鉱物です。
玉滴石(オパール): https://www.weblio.jp/content/%E7%8E%89%E6%BB%B4%E7%9F%B3
ディメトロドン
某玩具にも同名のキャラが登場しますが全くの別物です。
一見恐竜かと思いがちですがナント恐竜ではないのだとか。
背中にある帆が極めて特徴的な単弓類(旧称:哺乳類型爬虫類)の一種なんです。
ディメトロドン : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%B3
アンモナイトの化石ですがただのアンモナイトではありませんよ。
巨大アンモナイトです。
突然変異でしょうか?
成人男性より大きかったです。
当博物館最大の目玉コーナー
恐竜動刻
タイムスリップしてしまったかのような錯覚を覚えるほど精巧に恐竜たちが作り込まれております。
ロボットだというのですから気合の入れようが半端ではありません。
この演出には社会科見学で来ていた小学生たちにも大好評のようで必死に見入るようにスケッチブックへ
ペンを走らせ課題をこなしていたのが印象的でした。
動く恐竜を見ることができる館内の人気コーナー恐竜動刻
短い時間ですが動画でその迫力、鳴き声を体感してみてください。
みんな大好き恐竜界の人気者ティラノサウルスの頭部の化石です。
その噛む力は聞いてビックリ! あのワニの10倍以上だそうで。
噛まれたら怪我ではすみません。
ステゴサウルス
ティラノサウルス、トリケラトプスと並び知名度の高い恐竜です。
分類上は剣竜類になります。
決して捨て子サウルスではありませんのでお間違いのないよう。
ステゴサウルス: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%B4%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9
ニホンオオカミの剥製です。
今では絶滅してしまっておりますので剥製でしか見ることが出来ません。
オオカミと聞くと強そうなイメージがあるので絶滅なんてしそうに思えないので意外に思いました。
オオヤマネコの剥製です。
一般的なペットの猫と比べると大型です。
野生の猫って感じがしてワイルド感があります。
館内はゆっくり見ても約2時間ほどで周ることが可能です。
冷房完備ですので夏の暑さから逃れ地球、恐竜、鉱物、生命について学ぶこともでき530円は
極めてお得ではないでしょうか?
何か宣伝チックになってしまいましたが決して関係者ではありませんのであしからず。
茨城県自然博物館 : https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
茨城県坂東市、猿島郡でBuffalo製NAS TeraStation LinkStationの設置設定、入れ替えなどで困ったら