今回は栃木県北部の都市 那須塩原市 へ出張して参りました。
よく那須界隈のお客様から問い合わせをいただくのですが
「那須方面だから出張料が高くなるのか？」
「当日中に来てもらえるのか？」
「積雪時でも対応しもらえるのか？」
大きくこの3点についてご質問をいただきます。
栃木県内でも他社の場合
・出張料金が割増し
・最短でも翌日以降での出張
・積雪時は対応不可
というケースが多いようです。
勿論当店ではこれらに対してはお客様のリクエストにお応えできるよう企業努力で対応させていただいております。
会社の利益よりお客様への利益還元を最大の指標として企業活動を行っております。
この点ご安心ください。
さて前置きが長くなりましたが、那須塩原市は平成の大合併で誕生した市で栃木県北部最大の都市になります。
今回ご相談をくださったお客様は那須塩原市で牧場を経営するオーナー様からでした。
※余談ですが市内には牧場が多く生乳の生産量は本州一を誇っているほど。
お問い合わせいただいた内容ですが
1. 3月15日以降からインターネットが接続できなくなった
2. メールの送受信もできない
3. LANで接続されているプリンターへの印刷もできなくなった
というもの
さらにお客様に状況を踏み込んでヒアリングしてみると
「インターネットに接続できなくなる直前にMicrosoftのWindows Updateが行われていた」
という貴重な情報を入手することができました。
訪問をし問題のPCを早速拝見させていただきます。
タスクバー右下のネットワークの接続を示すアイコンにはバツ印が表示されております。
しかしPCにLANケーブルはきちんと接続されており、私が持参した作業用PCに差し替えましたところケーブルや
ルーター側には問題は見受けられませんでした。
このことからおのずとPC側に原因があることが推測されます。
IPアドレスの取得状況をチェックしてみましたが、正常に取得できていない際に割り当てられる値
「169.254」 から始まる値が振られておりました。
お客様のお話からWindows Update を実施する数日前は異常なしであったことを踏まえ 「 システムの復元 」 を実施し、
今回実施されたWindows Update による更新プログラム適用前の日付へロールバックしてみます。
システムの復元を実施し、待つこと約20分
その間PCは数回再起動を繰り返します。
慌てずに完了するまで待ちましょう。
システムの復元の完了後に仕上げ作業を行います。
今回Windows Update によりインストールされてしまった更新プログラムのアンインストールを行うのです。
アンインストールは定番のコント―ロールパネルからどうぞ。
通常のプログラムとは異なりWindows Update経由でインストールされた更新プログラムは
「インストールされた更新プログラムを表示」
をクリックしないと確認することが出来ません。
更新プログラムの一覧を表示し、今回の問題を引き起こしたと想定されるプログラム
「 KB408875 」
を選択し、アンインストールします。
その後PCを再起動もしくはシャットダウンします。
するとどうでしょう？
バツ印の付いていたタスクバーのネットワーク通知アイコンからはそのバツが消えました。
その後の確認でインターネットへの接続、サイトの表示やメールの送受信も問題が無いことが確認できました。
ここで作業完了でもよいのですが、またWindows Update が実施され問題を引き起こした更新プログラムが再度適用
されても困りますので、Windows Update の 更新プログラムの一覧に 「KB408875」 があった場合は非表示設定にします。
※3月31日に公開されたWindows Update では 更新プログラム 「 KB408875 」 による
問題を回避したプログラム 「 KB4099950 」 の提供が開始されました。
Windows Update は無効にしたくないという方には朗報といえるかと。
そうでない方はWindows Update 自体を無効にしてしまうのも選択肢の一つとしては有効だと思います。
今回は機器の交換やお預かりをせずとも現地作業で完結することができました。
参考までに今回発生した費用です。
作業料 6,300円
割引 -1,000円
合計 5,300円
※作業時間1時間以内時の料金となります。
ここ最近トラブル続きと不評のWindows Update ですが、Microsoft社には十二分に検証され公開に及んで欲しいと
１ユーザーとして切望します。
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作業も終わりMicrosoft社への愚痴もそこそこにお客様宅を退室
作業現場が駅前だったことから少し歩けばJR那須塩原駅があります。
普段は利用する事もない駅ですが暫しの時間を利用して駅前を散策してみることに
JR那須塩原駅
那須塩原市の中心駅で新幹線の停車駅でもあります。
ちなみに停車する列車は
中近距離通勤型の 「なすの」 と 遠距離型の「やまびこ」でも東京～仙台と区間が限定されたものとなります。
仙台以北へ向かうには乗り換えが必須になるのが不便なところ。
駅西から見た那須塩原駅
かつての駅名は 「 東那須野 」
特急も停車しない小さな駅でしたが、1982年の東北新幹線の開業に合わせて停車駅に昇格した出世駅
※かつて駅が所在した住所は黒磯市でしたが、平成の大合併時に駅名に合わせて市名も「那須塩原市」となりました。
那須には天皇陛下の御用邸があるためその最寄駅として、天皇陛下を始め皇族の方々が利用される重要な駅です。
駅には
「生乳生産 本州一のまち」
の垂れ幕が飾られていました。
そう那須塩原市は生乳の生産量が本州一の街なのです。
※日本一は言わずもがなダントツで北海道
駅から北へ伸びる線路
駅西口の北手には交番や駐車場、レンタカー屋さんがあります。
駅前には複数のモニュメントがあります。
なかでも異彩を放つのがこちらのきつねの像。
ここ那須地方では古くから「九尾の狐」の伝説があります。
それを多くの方に知ってもらおうと設置されたのかもしれません。
九尾の狐の像のすぐそばには巻狩鍋の飾りがあります。
巻狩鍋とはかつて源頼朝が、那須野ヶ原一帯で大きな巻狩を行ったことに由来しています。
毎年10月には市内複数個所で巻狩鍋の催しが開催されます。
会場ではおいしい鍋を口にすることができるのでおススメです。
続いて九尾の狐前に立つ不思議な形をしたモニュメント
「 巻狩の里黒磯市 」 と書かれております。
またしても巻狩ネタが続きます。
この形が何を表しているのかは最後まで分からず仕舞いでした。
※黒磯市は平成の大合併により消滅し、那須塩原市へと市名変更になりました
御神木のような樹木には
「 もののふの 矢並つくろふ 籠手の上に 霰たばしる 那須の篠原 」
と鎌倉幕府3代将軍 源実朝の歌が書かれておりました。
巻狩り鍋といい、実朝の歌と言いなすのが原は源氏ゆかりの地だということがこれらのことから窺い知れます。
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駅前散策も切り上げて時計を見たら12時を回ったところ
お腹が空いては午後の仕事に支障が出ます。
支障が出ないよう早々にランチタイムに突入。
向かった先は市内埼玉地区に店舗を構える ラーメン平山 さんです。
※埼玉と書いて ”さきたま” と読みます。”さいたま” ではありません。
黄色い看板が食欲をそそります。
ちなみに今回初来店
栃木県北では数少ないG系ラーメン店だけにどのようなものか．．．
吉と出るか凶と出るか初来店時のこの瞬間は何とも言えない緊張が走ります。
オーダーは食券制でした。
G系ラーメン店には店独自のローカールルールがあったり、注文時に一悶着あることがありますが
これなら店員さんと話したくない人見知りの方でも安心して購入できますね。
数あるメニューから今回チョイスしたのは
定番メニューの ”ラーメン” そしてトッピングは大好物の ”うずら卵5個”
〆て800円なり
これが夕食だったらもっとガツンと行きたいところですが、仕事中ということもあり少し控えめにオーダーをしました。
G系ラーメン店だけあり、店内は男性客がやはり多いですね。
カップルで来店されている方もいましたがごく少数。
待つこと約15分でラーメンが配膳されて参りました。
今回注文したラーメンは麺の量が160ｇと最も少ないのですが、丼に盛られた野菜がそれ以上に多く見えさせます。
麺は太麺で食べごたえ十分
スープも濃厚でリピートしたくなるおいしさでした。
今度はにんにくも吟味したいので夕食がてら訪れたいと思います。
ごちそう様でした。
お昼からボリュームのあるラーメンを食しこの上ない満足感に胃も心も満たされながら次の現場へと向かうのでした。
栃木県那須塩原市でWindows Update実施後の起動トラブル、システムトラブルで困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ
