停電の影響で電源が入らなくなったBuffalo製NAS Terastation の修理依頼をいただきました。
今回お客様からお問い合わせ頂いた機器は会社でサーバー的扱いで使用しているため1日でも早い復旧を希望されていらっしゃいました。
お問い合わせ頂いたその日のうちに機器を宅急便で送って頂いたことからも緊急性の高さが手に取るように分かります。
到着した機器はBuffalo製 Terastation HS-D1.0TGL/R5 IDE仕様のHDDを4基搭載したRaid5対応のNASです。
テスターを使用してみると内蔵の電源ユニットが故障していることが判明。HDD側はノーダメージでした。
幸い電源ユニットが自作パソコンなどで使用されるATX電源と互換性があったためケースを開け検証用の電源ユニットに繋ぎ替えます。
おそるおそる本体の電源スイッチを押すとどうでしょうか。
今までうんともすんとも言わなかった電源ランプが光り出し、HDDのアクセスランプも点滅を始めました。
PCからデータも無事確認ができたためお客様へすかさず報告します。
交換用の電源ユニットが直ぐに入手できないため、修理は断念し内蔵のデータを別媒体に移し替える流れで作業を進めていくことになりました。内蔵データの総容量は約120GB程。
バックアップデータはUSB外付HDD500GBへ行うことで了承を頂きました。
今回はお客様が1日でも早い納品を希望されていたため当店としても出来る限りのスピードで対応させていただきました。
機器到着の翌日にはデータの納品を行うことができお客様にも大変満足して頂け社長様直々にお礼のお言葉までいただきました。大変励みになります。
料金は郵送受付による特殊データバックアップ作業で、
作業料6,300円 + バックアップ用HDD機器代(500GB) 5,800円
となりました
※往復の送料はお客様負担となります。
電源の入らなくなったTerastation やLinkstationのトラブルで困ったら