2019年2月22日に劇場公開が予定されてる映画 『 翔んで埼玉 』
埼玉をこんなにディスって大丈夫?
と世間の目を他所に公開スタートが楽しみで仕方がない私
今回はそんな埼玉県のお客様から作業のご依頼をいただきました。
埼玉が誇る天然の要塞 『 秩父市 』
地図をご覧になっていただければお分かりになりますが秩父市は東西南北すべてを山に囲まれております。
埼玉県内にある市数は全国一。
その中でもダントツで広い面積を擁する秩父市。
この秩父市の事業所様から修理のご依頼をいただきましたのでご紹介させていただきます。
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今回ご依頼をくださったのは秩父市内のとある事業所様からでした。
事務所内には2009年に導入したWindows7搭載のPCが数台あり2年前にそのすべてをWindows10へアップグレード!
Windowsのアップグレード後はすこぶる快適にPCを利用していたのですが、ここ数か月で状況が一変。
その中の4台のマシンで起動不可や動作遅延などのトラブルが発生してしまったとのことでした。
購入から約10年近く経過したこともありますが、これら4台のPCは修理歴も無く内部の消耗部品のメンテナンスも
行っていないとのこと。
多くのお客様からもご質問をいただくのですが
「 パソコンの寿命ってどれぐらいなの? 」
ざっとお応えすると ... 『 約5年です 』
これはデスクトップPC、ノートPCに共通して言えます。
※あくまで平均的な目安です。
PCのご利用環境や使用頻度などになっては更にこの期間が短くなることもございます。
当店まで郵送されてきたお客様を悩ませる4台のPCたち
2009年にリリースされたLenovo製のG550 。
天板部分のザラザラ感が特徴的なPCです。
2台は起動はするもののとにかく遅い、1アクション起こすたびに痺れを切らすほど待たされます。
電源投入後PCが完全に起動完了するまでにじつに8分近くも掛かるほどの酷さ。
残りの2台は電源は入るものの起動すらしません。
恐らく内部のHDDに問題が生じている模様。
これらの問題点を洗い出すためにまずは機器の診断を行っていきます。
同じモデルのPCを複数台並べるとなんだかショールームに来ているかのような雰囲気すら漂います。
...... 診断の結果
動作遅延が生じている2台のPCではHDDの経年劣化がかなり進んでいる様子でした。
また一部不良セクタも発生していることが確認できました。
起動に至らない2台においてはHDDが物理的に損傷していることが判明いたしました。
これらの状況をお客様へご報告
結果
「 HDDを交換したうえでWindows10のクリーンインストールを行ってもらいたい 」
「 せっかくHDDを交換するのであればより高速なSSDに興味がある。SSDへ換装して欲しい 」
というリクエストをいただき正式に作業続行と相成りました。
幸いにもここ最近はSSD価格の下落がより一層進んでおり512GBのSSDでもメーカーやブランドにこだわらなければ
10,000円以下で手に入るようになりました。
4台のマシンのHDDをSSDへ換装するためにG550本体を裏返します。
パッと見まな板の上に乗った調理前の食材のようにも見えますね。
分解作業を行いますので事前にバッテリーは取り外しておきましょう。
こちらの機種は本体裏側のカバーをプラスドライバーで開ければHDDと対面できます。
4台とも同じ機種なのですが搭載されていたHDDのモデルなどは異なるなど興味深い発見もありました。
低価格が売りのKINGMAX製のSSD SMV32
容量120GB のSSDとなります。
お値段はな・な・なんと! 驚きの3,000円台!!
えっ?
120GBの容量ではすぐに不足するのでは?
とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
その辺はご心配なく!
お客様はPCを端末替わりに利用されるため基本PC内へデータの保存は行わないとのことでした。
事務所内に設置されているNAS(ファルサーバー)や今ではTVでも耳にする機会が増えたクラウドサービスなどを
利用されるので低容量のSSDでも問題が無いのですね。
HDDからSSDへ換装しWindows10のインストールディスクを使用して4台同時進行でインストール作業を進めていきます。
気になるWindows10のライセンスですが、一度でもWindows10へアップグレードされたPCにおいてはその時点での
ハードウェア情報を元にライセンス認証されているのでプロダクトキーなども未入力で認証可能です。
最悪プロダクトキーの入力を要求される場合はWindows10をインストールしようとされているマシンに貼付されている
旧OSのプロダクトキーを用いて認証することも可能なんです。
Windows10のインストールを進めていきオンライン状態になっていれば自ずと初回のWindows Updateが始まることでしょう。
場合によってはここでかなりの時間を要することもありますが気長に待ちましょう。
シャットダウン間際に滑り込みで始まったWindows Update
シャットダウン後にご覧の様な青い画面に切り替わり
「 更新プログラムを構成しています 」
と表示されましても決して以上ではありません。
Windows10というOSではこれまでユーザー側で自由にUpdateの可否を設定できたものが、半ば強制的に
行われるようになってしまいました。
企業ユーザー様にとっては便利なようで有難迷惑なサービスとも言えます。
といいますのもPCでのトラブル発生の要因のほとんどがWindowsUpdate絡みによるものだからです。
さてさて作業も終着点に到着。
SSD換装後の最大のメリットである起動およびデータアクセスの高速化があります。
試しにストップウォッチで計ったところ
電源投入から起動完了までに要した時間は驚きの速さ!!! 『 約30秒 』
HDDの状態が本調子では無いとはいえ換装前は約8分ほど要しておりましたので大幅なスピードアップを
達成することができました。
昨今のPCにおいて共通して言えるのですが
闇雲にメモリを増設するよりもSSDへ換装する
これが低予算でPCのスピードアップを図る近道と言えます。
参考までに今回発生した費用です。
作業料 12,600円
換装用SSD機器代120GB (4台分) 15,120円
割引 -1,720円
合計 26,000円
※機器発送時の往復の送料は別途発生いたします。
※機器を発送していただく際は元箱 or 精密機器BOXにて発送していただくことを推奨しております。
梱包が不十分ですと郵送中にひび割れなどが起きてしまうこともございます。
ご購入から5年以上経過したPCのスピードアップやHDDの交換、SSDへの換装などのトラブルで
お困りの際は当店パソコンサポートPCわんだまで気兼ねなくご相談ください!
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作業も無事完了
機器を発送した翌日お客様からは大幅なスピードアップに大変うれしいお礼のお言葉をいただきました。
頂戴したお言葉に気分も高揚し終始ニヤニヤが止まりません
...という訳でせっかくですから秩父市のご紹介をこの場を借りて行わせていただきます。
冒頭の記事でも既に紹介済みですが秩父市は周囲を山に囲まれており一見アクセス困難かな?
と思いがち
しかし東京池袋からは鉄道が通じており特急列車に乗ってしまえば乗り換えなしで到着できてしまうのです。
ここ秩父へのアクセスにおいて基点となる西武鉄道の西武秩父駅
「 西武鉄道 」 そして 「 秩父 」 という2つのキーワード
これでピーンときた方もいることでしょう。
TVCMでもおなじみのフレーズ
『 ちちんぶいぶい秩父 』
首都圏のTVCMでしばしば耳にするこのフレーズ
私もついつい口ずさんでしまうことがあります。
TVCMの影響力侮れません。
秩父観光の拠点となる西武秩父駅
市内には他に秩父鉄道の秩父駅もありますが東京からのアクセス面ではこちら西武鉄道の秩父駅に軍配があがります。
2017年に大幅リニューアルされた西武秩父駅
先ほどのTVCMの件もそうですが西武鉄道の秩父に対する力の入れようが窺い知ることができます。
2017年に大幅リニューアルされた真新しい駅舎です。
駅前には車でお越しの方も気軽に利用できるよう駐車場も整備されております。
※駐車場は有料です
駅舎正面から改札方面を眺めてみました。
ここから特急列車に乗車すると池袋まで乗り換えなしで一直線!
所用時間は約1時間と十分日帰り圏内の観光地でございます。
しかしながら我らが栃木県からの鉄道でのアクセスは芳しくありません。
必然的にマイカー利用になってしまうのが惜しいところ。。。。
駅舎内に足を運ぶとデカデカと壁一面に飾られた提灯郡が目に入ります。
この先には秩父の特産品や土産品を取り扱う物販コーナーが続きます。
物販コーナーに入り天井に目をやるとたくさんの祭り法被(はっぴ)が飾られているではないですか!?
法被の背の部分には何やら猫のような紋様が描かれております。
この法被の背の紋様を背紋(セモン)と呼びます。
家紋みたいなものでしょうか?
しかしこの猫の背紋
猫好きには堪りませんね~
調べてみるとこの背紋を秩父では秩福と呼ぶみたいです。
この猫の秩福は商売繁盛の縁起物「招き猫」から誕生したようです。
先ほどの法被の背紋に描かれていた猫の秩福ですが、駅舎内に釣り上げられていた提灯にもその姿が!!
赤提灯に描かれた手招きする猫の構図
何とも言えない神秘性を醸し出しております。
この秩福には数種類あり他にも龍や猿などもあるということです。
詳しくは下記のサイトをご参照ください
物販コーナーにはじつに様々な商品が陳列されております。
そのなかでも嫌でも目に入るとあるキャラクター
秩父市公式のキャラクターである” ポテくまくん ”です。
秩父の名物B級グルメ味噌ポテトを右手に持った愛嬌あるキャラクターポテくまくん
広い店内には数多くのポテくまくんをパッケージに採用した商品が並びます。
その一つがポテくまくんクッキー
バターの香が漂うしっとりサクサク感が堪らない一品です。
こちらもポテくまくんをパッケージに採用した商品
その名も 「ポテくまくんのおてて 」
ポテくまくんの手をイメージしたお菓子なのですがこちら手の部分がマフィンケーキとなっているのです。
しかもチョコチップ入りという手の込みよう
2点購入し両手に持って記念撮影なんてお子様が喜ぶかもしれませんね
秩父市公式キャラクターポテくまくん (秩父市公式サイト内ポテくまくんの部屋)
最近では道の駅や高速のSAなどにも設置されるようになったこの温泉ですが
ナント!!西武秩父駅には駅舎に隣接してこの温泉施設まであるのです。
もちろん利用の際は駅を利用せずとも大丈夫です。
入浴券のみの購入で利用可能となっています。
こちらは駅舎側から温泉施設へ通じる入口になります。
温泉施設は物販コーナーの最奥にあります。
祭の湯への入口は駅舎内以外にもございます。
こちらは駅舎正面のローターリー側からの入口になります。
位置的にはこちらが正面入り口となるのでしょうか?
佇まいが和を基調とした造りとなっており雰囲気はすでに温泉街の旅館に来た感じさえします。
暖簾に描かれているのは秩父を代表する秩福というシンボルたちです。
暖簾のデザインも然ることながらまるで寺社仏閣の山門をくぐるかのような何とも言えない気持ちになります。
祭の湯の営業時間は平日か土日祝日化で少し変わるので注意が必要です。
・月~木・日曜日/祝日 10:00~23:00 (最終受付 22:30)
・金・土曜日/祝前日/特定日 10:00~24:00 (最終受付 23:30)
また朝風呂や金・土曜日など限定されますが宿泊もできるみたいです。
興味がある方はここを観光の拠点に秩父を巡ってみてはいかがでしょうか?
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栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ