Windows10へアップグレードし、快適にお使いいただいている方もいらっしゃれば
問題多発で安心しておちおち利用できないとお困りの方もいるのがここ最近のサポートで感じた率直な意見です。

そんなWindows10ですがまだまだトラブルの相談は後を断つ気配もございません。

今回は茨城県古河市にお住いのお客様より起動トラブルのご相談をいただきました。

去る7月下旬にこれまでご利用のWindows7搭載のノートPCをWindows10へアップグレードされたそうです。

アップグレード自体問題なく終え、8月下旬までの約1か月間は特に不自由なく利用できていたそうです。
・・・・・が9月になった途端から段々と不調気味になってきたそうです。

・頻繁にフリーズするようになった
・起動に時間が掛かるようになった
など。。

その結果ご相談いただいたトラブルである”ブルースクリーン発生”という大問題になってしまったそうです。

ちなみにご利用のパソコンは2012年富士通製AH78/HA
CPUにCore i7を搭載したハイスペック使用のマシンです。

今回の起動トラブルで発生したブルースクリーンですが画面内にはご丁寧にエラーメッセージが表示されておりました。
「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_ALEA (snp2uvc.sys)」

このメッセージを紐解いていくと次のことが分かります。

内蔵されてるカメラ(FJ Camera)のドライバに問題がある

ではなぜ問題が起きてしまったかというと

Windows10はこれまでのWindowsと異なりWindows Updateを無効にできません。
※Windows10 Proでは変更可能です。

このUpdate実施後にこれまで安定していた環境が瓦解していることが多いようです。

特に旧OS(Windows7)からアップグレードされたケースで多いようですね。

このWindows Updateでドライバ関連を除外してUpdateを行うようにコントロールパネルから
設定を変更する必要があります。

bsod(snp2uvc).png
起動直後に表示されたブルースクリーン画面です。
毎回この画面が表示されPCが強制的に再起動されてしまう厄介な事象です。

コントロールパネルから「デバイスのインストール設定の変更」で
標準で設定されている「はい」→「いいえ」に変更。

但しこれだけでは不十分ですし、ブルースクリーン発生は解決できません。

書き換わってしまったミスマッチのカメラドライバを最適なものへ更新する必要があります。

sonix(snp2uvc).png
内蔵のカメラドライバーに問題があることが分かりましたので、ドライバー供給元である
Sonix社提供のドライバーをWeb検索にて入手します。

検索の結果それほど難なく該当ドライバがヒットしますので、はまることもありませんでした。

作業開始から約1時間以内で作業を終えることができました。

お客様自身パソコンの再セットアップ(初期化)も見据えていただけに、それを行わずに
トラブル解決できたことに非常にご満悦でした。

喜んでいただけて光栄の極みです。

参考までに今回発生した費用です。
作業料  6,300円
割引  -1,000円
合計   5,300円
※お客様宅現地作業作業時間1時間以内の場合の金額です。

Windows10アップグレード後の富士通製ノートPCでの起動トラブル、ブルースクリーン発生などのトラブルで困ったら
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