Macbookをお使いのお客様より修理依頼をいただきました。
ご利用の機種は Macbook Pro MD101J/A 2012年製でCPUにCore i5 搭載、13.3インチと小柄ながら
DVDドライブまで搭載したナイスな機種です。
今回うまくMacOSが起動しないとの症状で機器をお預かりさせていただきました。
診断の結果、内蔵のHDD(ハードディスク)の故障と判明。
今まで搭載されていたHDDの容量が500GBだったのですが、今回せっかくの機会なので
1TBに容量アップすることでお客様からも了承を得ました。
HDDって500GBも1TBも金額的な差は殆どないのですよ。
容量は2倍違いますが、金額の差は2,000円程です。
当店としましてもこういった機械に容量アップをされることをオススメいたします。
手配した交換用のHDDが無事到着!
早速換装作業に取り掛かります。
本体を裏返し、カバーを外します。
HDDの存在が直ぐに目に入ります。
換装作業まではそれほど難しい作業ではありません。
次に換装したHDDにはMacOSが当然インストールされておりませんので、
新規にMacOSをインストールする作業に入ります。
MacOSのインストールというと、今までは
①DVDからのインストール
②HDD内のリカバリ領域からインストール
という方法が一般的でしたが、Lion(MacOS106)からは
メディアを利用しないインターネットリカバリーという方法が新たに追加されました。
これならインストールディスクを無くした、内蔵のHDDが故障した場合でも余計なコストを掛けずに
再セットアップ可能です。
インターネットリカバリーは電源投入後に Command+Rを押しながら起動させます。
すると無線LANの接続先を選択する画面が表示されますので、接続をしたい無線アクセスポイントを選択します。
その際に暗号化キーの入力が求められます。
※インターネット経由でのリカバリーは、無線LANの暗号化方式が「WPA/WPA2」の場合のみ可能となっているので注意が必要です。
画面が地球儀の表示に変わり、待つこと約10分ほどでイメージのダウンロードが完了。
ついでMacOS(10.9)のイントールが着々と進んでいきます。
開始してから約30分ほどで無事MacOSのインストールが完了いたしました。
このインターネットリカバリーという方法は非常に画期的な方法であると思います。
ぜひWindowsPCにも導入して欲しいものです。
作業料金はお預りでの修理ということで
作業料 8,400円
再訪料 2,100円
交換用HDD機器代 8,640円
Web申し込み割引 -1,000円
計 18,140円
お預かりをしてから中2日での納品にお客様も大変喜んでおられたのが印象的でした。
Macbook Pro やMacbook Air の内蔵HDDやSSDの故障、交換で困ったら