2018年 一世を風靡した北陸新幹線が開業してから早2年が過ぎました。
旅好きなスタッフが多い当店ですが、北陸新幹線の開業で北陸までの距離もこれまで以上に身近になり嬉しいこと
この上ありません。
※現時点では石川県の金沢止まりですが、福井県方面へと延伸することが決定しており工事の真っ最中です。
そんな延伸工事が進む北陸新幹線ですが、来る2022年には福井県の敦賀市までの延伸が決定しております。
敦賀市まで来ると関西まですぐそこです。
あとは一気に大阪まで繋がってくれれば北陸新幹線~東海道新幹線と環状に巡ることができますので新たな観光
需要を発掘することが期待されます。
....とここまで北陸新幹線の話題が続きましたが、今回のサポートのご依頼は福井県敦賀市にお住まいのお客様
からでした。
福井県敦賀市といえば細長い福井県でも中心部に位置し関西圏まですぐそこという立地です。
そのため古くから関西方面とのつながりも強く大阪や京都から特急列車が多く乗り入れています。
北前船の寄港地として江戸時代を通して栄えた港町でもあります。
福井県西部の嶺南(れいなん)地方の中心都市である敦賀市。
若狭湾に面しており、原子力発電所や関連会社が多くあることで地元が潤っているため原発銀座とも呼ばれております。
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っと敦賀市の紹介はこの位にして今回対応しましたサポ―トの内容についてご案内を
郵送されてきたのはUSBフラッシュメモリと思わしき機器
なぜ思わしきとという言い回しをしているかというとバラバラに分解された状態になっていたからです。
しかも内部の基盤部分が ”” 真っ二つ ”” という有様。
当然この状態ではPCへ接続してもデータを読み出せるはずがありません。
お客様からいただいた情報に寄るとUSBフラッシュメモリを接続した状態のPCをうっかり卓上から床へ落下させて
しまったとのこと
幸運にもPC側は目だった傷も無く動作も良好。
しかしUSBフラッシュメモリはそのPC側のダメージを一手に引き受けるか如く無残な状態に変わってしまいました。
「編集中の納品データが入っているのでどうにかデータの復旧をして欲しい」
とお客様からは強いご要望がありました。
当店でも過去にこのようなバラバラに損傷したUSBフラッシュメモリのデータ復旧を行った事がありますが、これまでの
復旧成功率は約70%です。
データの記録されているチップ本体が破壊されるなどのダメージを負っておると著しく復旧率が低下します。
果たして今回郵送されてきたUSBフラッシュメモリはどうなのか?
このあとすぐに初期診断作業へと着手することに。
ご覧のように無残にも真っ二つに割れてしまったUSBフラッシュメモリ
どうにかデータの記録されている本体というべきチップ側にはダメージが無いことを祈るばかりです。
機器の状態がご覧のような有様ですので、診断も通常より時間を掛けて実施しました。
診断の結果
一番の気がかりであったデータの記録されているチップ部分のダメージは軽微であることが判明いたしました。
どうにか高い精度でデータの復旧が行えそうです。
作業開始から述べ6時間ほどでデータの復旧作業が完了いたしました。
お客様へ即連絡をし作業が無事完了したことをご報告
お客様の喜びようと笑顔が受話器越しに伝わってくるかのようで作業を担当した当店スタッフも苦労が報われ
達成感がひとしおだった模様。
USBフラシュメモリのデータ復旧はHDDなどと異なり、媒体が電気で記録されているので非常に繊細な扱いが
求められます。
そのためちょっとした静電気が走っただけでもデータが消失こともありえます。
今回は幸いにもデータ記録部分のチップの損傷が軽微であったため復旧できましたが、これがチップ側に重度の障害が
ありますと状況が一変し復旧困難となって参ります。
くれぐれもデータ記録媒体の扱いは赤子を抱くようにデリケートに扱ってください。
これにて修理完了となります。
参考までに今回発生した費用です。
データ復旧作業料 45,000円
(重度の物理障害)
復旧データ保存用媒体費(32GB) 2,000円
割引 -2,000円
合計 45,000円
※機器発送時の往復の送料は別途発生いたします。
当店パソコンサポートPCわんだではコネクタ部が折れてしまったり、割れてしまったUSBフラシュメモリでも
データ復旧可が可能です。
お困りの際は諦めることなくお気軽に当店までお問い合わせください。
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お客様へ復旧した媒体を発送した後お客様から喜びのお言葉をメールでいただきました。
あまりにも嬉しかったのでこの場を借りて敦賀市のご紹介を
当店スタッフが昨年休暇を利用して訪れた敦賀市
北陸新幹線開業に湧く中敢えて金沢をスルーし福井県をチョイスするあたりに中々目の付け所があると感じざるを
得ませんでした。
敦賀市には観光すべき場所が多数あります。
その中でも今回は印象に残った場所をピックアップさせていただきます。
港町敦賀市の中心にある敦賀駅
北陸本線と当駅を起点とし福井県西部へと延びる小浜線が乗り入れるターミナル駅
ちなみに現在の駅舎は二代目で現在北陸新幹線の敦賀延伸に備えて駅舎の大規模改修工事中です。
駅前に展示されているのは国鉄時代の9600型蒸気機関車で使用されていた29600の動輪
同機の動輪は新大阪駅構内にも展示されておりますが、展示数も少なく貴重な物となっています。
そして駅前にはご覧のような立派な立像がございます。
都奴賀阿羅斯等(つぬがあらしと)の銅像です。
日本書紀にも登場する都奴賀阿羅斯等
ここ敦賀の地名の起源にもなった人物です。
敦賀駅を離れて敦賀といえば外せないのがこちらの神社でしょう。
地元では 「 けいさん 」 の愛称で呼ばれています。
気比神宮の大鳥居
国の重要文化財にも指定されているこの鳥居は日本三大鳥居の一つに数えられてもいます。
残念ながら改修工事中のためその御姿を拝めませんでした。
さすが越前国一之宮だけあり厳かな雰囲気が感じられます。
奥の細道でも有名なかの松尾芭蕉もこの地を訪れました。
その際に詠った句が
「 月清し 遊行のもてる 砂の上 」
中秋の名月、美しい月の姿を句に詠むために敦賀を訪れたのだそうな...
芭蕉さん意外とロマンチストなんですね
境内には神社としては珍しいユーカリの木が植樹されています。
そうコアラも大好きなあのユーカリです。
昭和11年に陸軍関係者から献木されたユーカリの木なんですね。
こちらは敦賀市の天然記念物に指定されています。
大鳥居は改修工事中でしたが、こちらの鳥居はじっくりと堪能することができました。
画像は気比神宮の外拝殿
家内安全。商売繁盛。航海安全。
...などにご利益があるとされています。
余談ですが参拝した同僚スタッフは家庭持ちなので家内安全を祈願してきたそうです。
参拝も終え視線を変えると境内の西に位置してるのが「 九社の宮 」です。
古くから氣比神宮の御祭神をお祀りする社としてされてきた九社の宮。
九つある社にはそれぞれ異なる御祭神が祀られています。
拝殿を離れた境内の一角
周囲を木々に囲まれた場所にある常夜灯
気比神宮の雰囲気にピッタリの石灯籠でした。
こちらでは「おみくじ」や「お守り」を購入することができます。
また今はやりの御朱印もこちらでしていただけます。
このどこまでも続くのではないかという廻廊
こちらも気比神宮の雰囲気を盛り立ててくれるいい仕事をしています。
気比神宮には狛犬や獅子が多く設置されています。
これらの狛犬・獅子の表情がじつにユーモア溢れるものになっています。
顔部分の造りに対しボディの造りが少し雑になっているのがまたご愛嬌
歯を食いしばって力を溜めこんでいるように見えるのが狛犬です。
先ほどの獅子とは対になる形で設置されていました。
狛犬と獅子の見分け方ですが、一般的に神社の右手に位置し口を開いているのが獅子
左手に位置し口を閉じているのが狛犬とされています。
鬼のような形相で邪気を追い払うかのような勢いが感じられます。
・ ・ ・ ・ と気比神宮を駆け足的にご紹介させていただきました。
百聞は一見に如かずともいいますし、詳しくは敦賀まで足を運んでこの雰囲気を体感されてみることを強く
おススメいたします。
全国には一之宮を関する由緒ある神社が多数ございますが、越前国一之宮
北陸を代表する一之宮であることは間違いありません。
北陸道総鎮守 越前国一之宮 氣比神宮 (気比神宮公式サイト)
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昨今良く耳にするようになったB級グルメ。
今や各町がB級グルメで町おこしをするようになったのもあたり前になってきました。
ここ福井県にもB級グルメがございます。
代表的なのはソースかつ丼でしょうか?
関東に住んでいると北関東や埼玉県などにソースかつ丼のお店が多数ありますのでこれ自体は決して珍しくは
ありません。
北陸のB級グルメの急先鋒である福井県のソースかつ丼は常連客を始め初見の観光客にも大人気の品となっています。
福井県を代表するソースかつ丼の老舗はヨーロッパ軒さんでしょう。
本店は福井市にありますが県内至る所に支店がありますので、食い逃す心配をせずに済むかもしれません。
当ブログの最後に福井観光の際に訪れた福井市にあるヨーロッパ軒総本店さんをご紹介
※敦賀市にもヨーロッパ軒がありますがこちらは本店から暖簾分けをした分店になります。
昼時で大変店内は混雑しておりましたが、めげずに行列に並びました。
お店オリジナルでしょうか?
初めて目にする牛さんのイラストがプリントされておりました。
しかしここは基本に忠実に看板商品のソースかつ丼を注文
・ ・ ・ ・待つこと15分ほどで商品が配膳されて参りました。
ソースかつ丼の他に野菜サラダやお漬物、みそ汁もセットになっており食べごたえがある内容に歓喜
丼の上にはこれでもかと言わんばかりのソースかつが存在感をアピールしていました。
カツが計3枚載っておりました。
甘じょっぱいソースが絡んだカツは中まで味が染みており、空腹だったこともあり箸が止まることを知りませんでした。
丼の底には 店名である 「 ヨーロッパ軒 」 が書かれておりました。
これは完食しないと見ることができませんので、皆さん糖質ダイエットとか言ってご飯を残さないように頑張ってみてください。
福井の誇るB級グルメの王者 ヨーロッパ軒総本店 (ヨーロッパ軒公式サイト)
福井県敦賀市で破損した分解されたUSBフラッシュメモリのデータ復旧などで困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ