なぜか当店への問い合わせおよび修理依頼が多い中国地方
... 一体何があったというのでしょうか?
今回は中国地方最西部の県
山口県岩国市のお客様よりサポートのご依頼をいただきました。
さて岩国市といえば山口県でも最東部
すぐ隣が広島県という立地です。
JR西日本の管轄する山陽本線では広島~岩国までが広島シティネットワークに指定される間となっております。
このことからも岩国市の人の流れは山口より広島の方が多いことが窺い知れます。
また岩国市にある空港の方が広島県西部へのアクセスが良いこともあり、広島へのアクセス空港として機能している点も
見逃せません。
ここで恒例のゆるキャラ紹介
岩国市の名物である 『 レンコン 』 をモチーフにした愛くるしいキャラ
その名も 「 はあすちゃん 」
頭に咲く蓮の花がチャームポイント
断っておきますがサボテンではありません悪しからず。。。
岩国市の公式ゆるきゃら 「はあすちゃん」 (岩国市公式観光Webサイト)
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さてお客様より今回ご相談をいただいたのは購入されたノートPCのWindowsOSのダウングレードについてでした。
なんでもネットで購入されたPCをいざ会社で使用したら搭載されていたOSは 「 Windows10 」
これはこれで良いのですが、困ったことに業務で使用しているソフトウェアが動作しないという問題が発生!!
お客様の希望としては
・使い慣れたWindows7 へダウングレードして欲しい
というものでした。
それでネットで検索されて当店に依頼をされたという次第です。
Lenovo社のメインストーリーム型となる ThinkPad L570 です。
廉価版の 「 ideapad 」 とは異なり ThinkPad はブランド名に大文字が使用されていることが特徴です。
こちら ThinkPad L570 ですが型番の僅かな違いにより搭載されているCPU等仕様に変更が生じる点が注意点です。
搭載されているCPUの世代によっては下位WindowsOSへのダウングレードができない恐れもございます。
特にWindows7へダウングレードされる際には 第7世代以上のIntelプロセッサを搭載したPCですとサポート外となります。
この点ご注意ください。
※それでも力技でWindows7をインストールすることは可能ですが、おススメはしません。
赤いボタンのようなものの存在が際立っていますね?
これはPCの出ベソや吹き出物...では無く、トラックポイント と呼ばれるものです。
このトラックポイントの搭載はThinkPadシリーズの最大の特徴でもあります。
旧IBM時代のThinkPadにもしっかりとトラックポイントが搭載れていたので、懐かしいと思われる方もいらっしゃることでしょう。
このトラックポイントを使用すればトラックパッド以上に作業の効率化を図れるため時間の少ないビジネスマンには非常に
ありがたい機能の一つと言えます。
詳しくは下記Lenovo社のサイトにてトラックポイントの有効な使用方法が解説されています。
トラックポイント・センターボタンの使い方 (Lenovo社公式サイト)
PCの電源をオンすると起動してきたのは Windows10 Pro
このまま使用しても良いのですがお客様からのオーダーに従い、Windows7へとダウングレードしていきます。
搭載されていたCPUも第6世代のCPU となる 「 Intel Core i5 6200 」 だったためダウングレード自体は特に
問題ありません。
Windows7へのダウングレードを行う前に念の為Windows10のリカバリーディスクを作成しておきます。
後々Windows10で使用されたいという時にこの作成したディスクが効いてくるのです。
用意したWindwos7 Pro インストールディスクからOSのクリーンインストールを進めていきます。
但しこの時点では各種ドライバが適用されていませんので、ご覧のように画面表示もどこか虚ろになっています。
デバイスマネージャーを参照するとこのように適用されていないドライバの多いこと多いこと。
これをLenovo社のサイトから不足しているドライバをダウンロードしてくのです。
すべてのドライバを適用するとご覧のように先ほどとは異なり、画面表示も鮮明になりました。
もちろんワイヤレスネットワークなどへの接続も問題無しです。
きちんとOSのエディションが Winodws7 Pro になっているのがお判りいただけると思います。
もしWindows7へのダウングレードをご検討のお客様がいらっしゃれば可能な限り第六世代のIntelプロセッサを搭載した
PCを購入されることをおススメいたします。
これにて修理完了となります。
参考までに今回発生した費用です。
OSダウングレード作業料 6,300円
割引 -1,000円
合計 5,300円
※機器発送時の往復の送料は別途発生いたします。
※リカバリーディスク作成費用は無料です。
当店パソコンサポートPCわんだではLenovo社をはじめ海外メーカーのPCのセットアップや修理にも対応いたします。
他社様では修理不可、対応不可であっても諦めることなくお気軽に当店までお問い合わせください。
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さて今回話題に上った山口県岩国市
岩国市といえばなんと言っても錦帯橋の存在でしょう。
岩国と聞いてほとんどの方がイメージする位のネームインパクトを持っています。
今回はこの機会に少しでも岩国市に興味を持っていただけたらと思い当店スタッフの友人が錦帯橋巡りをしてきた際の
画像をさぁっと紹介いたします。
日本三名橋の一つ ” 錦帯橋 ”
歴史感ずる木造の5連アーチが魅力の橋でございます。
錦帯橋は錦川に架かる橋で、その先の小高い山の上には岩国城の天守があります。
ちなみに錦帯橋はこの地を治めていた岩国藩主吉川広嘉(きっかわひろよし)公によって建造されました。
そもそもの建造の理由は岩国城と城下町を結ぶための物だったそうです。
しかしながら錦川は氾濫を起すため何度も造り直し現在のような5連アーチの形になったようです。
諸説ありますが
「凌雲橋(りょううんばし)」 「五竜橋(ごりゅうばし)」 「帯雲橋(たいうんばし)」 「算盤橋(そろばんばし)」
などとも呼ばれていたとも言われております。
錦川の水位が低いとご覧のように橋脚の部分まで足を運ぶことが可能です。
石垣によって造られた橋脚は風情がありとてもドラマティック。
錦帯橋を渡るには入橋券を購入する必要があります。
往復で大人300円 (子供は150円)
その先の岩国城まで足を運ばれる場合はロープウェイまでセットになった券を購入したほうがお得です。
※この橋は歩行者専用のため車は通行出きません。
錦帯橋の橋の中腹から北側 ” 岩国山 ” 方面を眺めた図です。
小雨の降る天気だったため青空を見ることは出来なかったそうですが、靄の掛かったこういったシーンも
旅情が感じられ私は好きです。
錦帯橋の手前側、奥のアーチ下はご覧のような木製の橋脚を見ることが出ます。
これだけの橋脚を造るのには多くの技術と時間が使われたことでしょう。
土木技術の発達した現代においても橋を造るのは一筋縄ではいきません。
錦帯橋は台風や水害で何度も橋脚の流出などの被害にあってきました。
そのたびに何度も架け替えが行われておりまるで不死鳥の如く蘇ってきたのです。
※現在の錦帯橋は2005年に復旧工事が行われたものになります。
日本が誇る近代技術の傑作として将来に残していきたい遺産 「錦帯橋 」
岩国へお越しの際には是非ともその5連アーチの放つ空間美をご堪能ください。
岩国城の入口が見えてきます。
橋を渡ると眼前には立派な白壁に塗られた天守閣が見えてきます。
こちらが岩国城
三層四階の桃山風南蛮造りが特徴の天守は、見る人の目を奪うほどの荘厳さを解き放っております。
ちなみに現在の天守は昭和37 (1962)年に再建されました。
霧が発生しており、かつての城下町を綺麗に見ることは出来なかったようですが、これはこれでアリだと思います。
かえって視界が遮られていることで神秘さが増しています。
どうでしょう?
気になりませんか?
天守の3階部分が階下より張り出しているのがお判りでしょうか?
この作りが南蛮づくり(唐づくり)と言われる建築用法です。
全国でもこのような造りのお城は岩国城をおいて草々お目に架かれないとお聞きしました。
錦帯橋 に 岩国城
見どころ満載の山口県岩国市
広島の宮島からも近いのでセットで周遊されると面白いかもしれません。
山口県岩国市でLenovo製PCのWindowsOSのダウングレードで困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ