さて今回は足利市にお住いのお客様よりデータ復旧のご依頼をいただきました。

いきなりですが足利市といえば栃木県でも最西部に位置し 「 群馬と栃木 」 二つの文化が入り乱れる特徴的な市です。

また市章も特徴的なのでご紹介させていただきます。

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全国の市に漏れなく設けられている市章
足利市の市章はインパクトのあるデザインとなっております。

中央には足利の 『 』 を
その周囲を取り囲む輪郭の由来が非常に興味深いものとなっています。

日本最古の書である物 『古事記(こじき)』
そこに登場する 『 倭建命(やまとたけるのみこと) 』 の御子『 足鏡別王(あしかがみわけのきみ) 』 が足利市の地を
治めたという伝承から古鏡の輪郭を採用しているのです。

そして足利市といえば日本最古の学校である が 足利学校 が置かれたことでも知られています。
今から1000年以上も昔奈良時代に開校した学校というのですから驚かされます。

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市内中心部に位置する日本最古の学校 足利学校
連日大勢の観光客で賑わっている市内有数の観光スポットです。


日本最古の学校 足利学校 (足利市公式サイト内足利学校紹介ページ)

そんな足利市にお住いのお客様からのご依頼ですが

お客様よりメールでいただいた内容
・PCの電源が入らなくなってしまった
・2016年に購入したPCでメーカー保証は切れているが販売店の長期保証はまだ有効
・修理は販売店を通して依頼する予定だが、その前にデータだけでも復旧して欲しい
というものでした。

通常販売店などから購入されたPCの保証期間は例外なく1年です。
しかし販売店独自の長期保証や延長保証にご加入いただくと、保証期間が3年~5年に飛躍的にアップします。

当店に修理を依頼されるお客様のほとんどが長期保証未加入で、そのため修理費用は実費負担となるケースが
多々あります。

今回のように長期保証にご加入されているケースはレアですが一修理業者からもお客様視点で言わせていただくと
「長期保証や延長保証は絶対に加入された方がよいです」

これにより通常ですと購入から1年が経過したPCのハード的な修理を行おうとすると簡単に4万円以上の費用が
かかります。
この費用が実質無料となるのですからお得感は半端ないかと

但し例外もあります。
販売店様の延長保証の実にほとんどが自然故障による故障のみと約款に明記されています。

よって落雷や水害、故意に壊したなどの場合は補償対象外となってしまうのです。
気を付けましょう。

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郵送で送られてきたNEC製ノートPC NS150/FA

2016年発売と比較的新しめの機種になります。
但し発売から1年以上がゆうに過ぎておりますためメーカー様の1年保証はすでに切れている状況です。

NEC LAVIE Note Standard NS150/FA (NEC LAVIE note製品情報紹介ページ) 

送られてきた機器を早速診断


・ ・
・ ・ ・

結果
・ロジックボードの損傷
を確認することができました。

またデータが記録されている媒体であるHDDの状態には少し暗雲が...

不良セクタと呼ばれるエラーの存在が確認できました。
但しエラーの発生量が軽微であることからデータの復旧作業にはそれほど障壁とはならないこともこの時点で判明。

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さてHDDの状態もわかりましたので通電しないPCからデータを取り出すために機器を分解していきます。

分解に先んじてバッテリーパックを取り外し

現在の機種はこのように容易にバッテリーパックが取り外せ無くなってきているので難儀します。

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バッテリーパックを取り外したあとの本体裏面です。

こちらの機種は本体表面のボトムカバーまで外さないとHDDを取り外せません。

ボトムカバーは+ネジで固定されていますので、本体を裏返しネジを順序良く取り外していきます。

取り外したネジを紛失することの無いように慎重に分解していきます。

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本体裏側を固定しているネジを取り外した後は、ボトムカバーを取り外すために本体を表側へ戻します。

ここで目に入るのがキーボードの存在。

そうこのキーボードを外さないことには分解が進まないのです。

キーボードは本体ボトムカバー側からネジで固定されていますので、既にネジを取り外した後は専用の工具を用いることで
簡単に取り外すことが可能です。

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キーボードを取り外すと隠れていたネジの姿が見えてきます。

これらのネジを外すことでボトムカバーの上半身部分を取り外すことが可能となります。

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PC本体から取り外されたボトムカバーの上半身部

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本体を覆っていたボトムカバーを外しますと見るからに機械機械としたPC内部の姿を拝むことが可能となります

画像右下に見える機器がHDDとなります。

この中にお客様が所望されているデータがぎっしりと詰まっているのです。

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先ほどの画面右下部に搭載されていたHDDをデータ復旧のために取り外します。

このHDDを専用の機器へ接続しデータの復旧作業を進めていくのです。

事前調査の時点でHDD側には致命的な物理的な損傷が無いことが判明しておりますので、作業自体は
滞りなく予定していた作業直によりも早く完了

実に機器到着当日中にデータ復旧作業を終えることができました。

参考までに今回発生した費用です。
作業料             15,000円
復旧データ保存用外付けHDD機器代 7,560円   
割引              -1,000円
合計              21,000円
※機器発送時の往復の送料は別途発生いたします。
※機器を発送していただく際は元箱 or 精密機器BOXにて発送していただくことを推奨しております。

作業後にお客様からは迅速に対応していただけたとのことでお礼の電話といただき物まで頂戴いたしました。
お客様からのお礼のお言葉が私どものハートをより動かし、また励みになります。

最後に余談ですが今回はお客様が販売店様の長期保証のご加入いただいておりましたので、修理に関し当店の
出番は無かったのですが、万が一長期保証未加入の際もご安心を!!

当店ではメーカー様が行うのと同等の修理(ロジックボードの補修や交換、電源部の補修など)をより安価に行うことが
可能です。

メーカー様に修理を依頼したが、あまりにも高額な見積もりに目玉が飛び出たというお客様にも朗報です♪
当店パソコンサポートPCわんだではメーカー様に負けぬよう 『 迅速 』 『 丁寧 』 『 価 』 をスローガンに掲げ
修理業務にあたっております。

長期保証に入っていない、メーカー様へ修理に出される前のデータのバックアップや復旧もお任せください!!

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作業も滞りなく完了し、ここで足利市のご紹介をさせていただきます。

栃木県西部に位置する足利市
かつては栃木県内において宇都宮市に次ぐ人口規模を誇っていましたが、その後減少
現在は第4位となっております。

それに反して市内への観光客は増加傾向で中でも「 あしかがフラワーパーク 」 「 足利学校 」の2大看板が集客に
大きく貢献しております。

市内の一大観光地であるあしかがフラワーパークの最寄として新設された
” あしかがフラワパーク駅 ”

栃木県内への駅の新設はじつに35年振りということで地元メディアでも大きく取り上げられたのは記憶に新しいです。

今回はこれらのメジャー級の観光地を避け地元に古くからある寺社仏閣をご紹介させていただきます。

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機神山の麓、通りに面してそびえ立つ石造りの大鳥居

足利織姫神社の正面玄関となる鳥居です。

ここから神社本殿までは階段が続きます。
それでは頑張って登り切りたいと思います。

市内中心部にそびえる標高118mの機神山(はたがみやま)

その中腹にある足利織姫神社は高台という立地もさることながら市民をはじめ多くの参拝客の憩いの場にもなっております。

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階段の両サイドにはご覧のような朱色の手すりがございます。

その手すりの上には金色に眩く輝く烏帽子の姿が

もうこの光景が見られただけでもかなりの御利益があることは確かです。


↑↑
↑↑↑

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丁度118段ある階段の中間地点で目に入る鳥居です。

すぐ近くには
 「 猪出没注意! 」
の看板が...恐るべし

ちなみにこの地点からでも足利市内の眺望を拝むことができますが、折角なのでさらに上を目指したいと思います。

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先ほどの鳥居横に鎮座している神社の守護神
獅子です

ちなみに狛犬と間違えられる方もおりますが、違いは
1.口を開いている
2.角の有無
で狛犬か獅子かを判別することが可能です。

答えですが口を開いていて角が無いのが獅子です。

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鳥居もくぐり更に階段を上るとご欄のような案内板が見えて参ります。

何々??
足利織姫神社は「産業振興」 と 「 縁結び 」 の神様が祀られている神社みたいです。

案内板には足利織姫神社についての歴史や建立された由来について紹介がされています。
興味がある方は熟読されてみてはいかがでしょうか?

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階段を上ることしばし、やっと神社本殿が見えて参りました。

朱色の柱が目立つ本殿は周囲の山々や芝生の緑とのコントラストがじつに映えます。

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先述の通りこの足利織姫神社は縁結びの神様が祀られていることもあり多くの恋人たちが足を運ぶ聖地になっています。

先にお断りしておきますが私が足利織姫神社を訪れたのは「 産業振興 」 の神様にご用があって訪れたのですよ
ゲフンゲフンっっッ

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くどい様ですが神社本殿で産業振興、商売繁盛を祈願いたしました。

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高台にある足利織姫神社からは足利市街を一望できます。

夜間も神社は解放されており、素敵な夜景も見られることも相まって恋人たちの聖地にもなっております。


産業振興と縁結びの神様が祀られている足利織姫神社 (足利織姫神社公式サイト)

最後に嬉しいご報告を!
今回対応したお客様から作業後に素敵な頂き物をいただきました。

知る人ぞ知る送って喜ばれる貰って喜ばれる 足利銘菓 古印最中 です。

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足利市内で店舗展開をする 香雲堂本店 さんの看板商品である古印最中

5個入りの場合一点だけ形状が異なるのが興味深い点でもあります。

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お客様からありがたく頂戴しました古印最中

ご覧の様に最中の生地には古印に相応しく文字が刻まれております

この木地に刻まれている文字が数パターンあるので、興味がある方は注意を払ってご覧になってみてはいかがでしょうか?

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最中の中身です。

いかがですか?
美味しそうですよね?

ちなみに餡は北海道産の小豆を使用した本格派
食べごたえのある粒餡であることもポイント高です。

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足利古印最中には嬉しいサプライズがござます。
商品の中に足利出身の書家、詩人として有名な相田みつをさんの詩が書かれた栞が入っているのです。

これには相田みつをさんのファンは悶絶すること間違い無しのことでしょう。

一途に最中、一途に足利の足利銘菓 古印最中 (香月堂本店公式サイト)

栃木県足利市でNEC製や富士通製のノートPCの予期せぬ故障やメーカー修理前のデータ復旧・バックアップで困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ

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