富士通製の法人向けPC ESPRIMO WD1/LのOSの入れ替え作業を行って参りました。

元々Windows8がインストールされていたのですが、お客様からの申し入れで業務で使用しているアプリケーションや周辺機器が対応していないためWindows7にダウングレードして欲しいとのご依頼です。

メーカーサイトにもWindows7用のドライバが公開されていたため、安易に作業を見ていたのが誤りでした。

今回のPCはセキュアブートといって、出荷時に同梱されているセットアップディスクやリカバリディスク以外からはブートできないように制限されていたのでした。
この原因に辿り着くのに少々手こずりました。

要はBIOS上でセキュアブートを有効⇒無効にすればよいのですが、BIOSにパスワードを設定しないとこれが無効に出来ないのでした。取説にも記載がありませんし、富士通さん意地悪ですね。

管理者パスワード設定から任意のパスワードを設定します。
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標準設定ではセキュアブート機能が有効になっております。
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これを無効に切り替えることで、他メディアやOS等からの起動が可能になります。
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出荷時にインストールされているWindows8をそのまま使用される方には無縁なのですが、ダウングレードをご検討のお客様はセキュアブートの仕様に注意してください。

嵌ること間違いなしです。

Windows7へのダウングレードで困ったら
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