起動しなくなったパソコンの修理依頼を郵送で頂きました。

PCはNECのLL750/MG Windows Vista 搭載のモデルです。

お客様ご自身で修理を試みたのですがリカバリがうまくいかず頓挫してしまったそうです。

内蔵HDDの故障を疑いお客様にて交換用のHDDまで郵送してくださいました。

診断の結果、Cドライブに多数の不良セクタが確認できましたが、リカバリ領域は無事であることが分かりました。

しかし郵送して頂いた交換用のHDDは同じ東芝製、SATA仕様ではあるのですが、AFT(アドバンスドフォーマット)規格なのです。

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AFT規格のHDDにはこの当時のPCは対応してはいるのですが、内蔵リカバリーや再セットアップディスクからのリカバリーでエラーが発生し失敗します。

ではどう対処するかというと非AFT規格のHDDを利用して仮リカバリーを行います。

完了後に本来使用する予定のAFT規格のHDDにHDDのディスクイメージを複製し換装します。

非AFTとAFT規格のHDDではセクタの開始位置に違いがありますのでアライメントの調整を行います。

これを実施しないとWindows Updateでエラーが出る等の不具合を起こすことになります。

作業時間約3時間ほどですべての作業が完了しました。

もちろんWindows Updateも適用済みです。

料金は、郵送による修理受付、交換用のHDDはお客様用意のため
作業料 4,200円 となりました
※往復の送料はお客様負担となります。

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