さて福島県いわき市への小旅行
時計の針は12:00を過ぎお腹もペコペコです。
小名浜の街で昼食をとり英気を養い第三の目的地へ向かいます。
向かった先は。。。。
いわき市にある東北を代表する水族館 『アクアマリンふくしま』
今回の小旅行ですがアクアマリンふくしまへの来館が最大の目的になります。
やはりお盆休み、夏休みということもあり駐車場もほぼ満車で入口ゲートも非常に混み合っておりました。
アクアマリンふくしま : https://www.aquamarine.or.jp/index.html
館内のフロアマップと順路図です。
本館と屋外の展示施設とが離れておりこの間の移動は雨天時は傘などが必要かと。
幸い当日は絶好の晴天に恵まれ手ぶらで移動することができました。
入口が縄文時代の洞窟に見立ててあるそうです。
それでは気を引き締めいざ中へ
この先には縄文時代の自然を再現した縄文の里が広がっているのです。
やがて滝のようなアトラクションが見えてきました。
滝の飛翔が遠くまで飛んできます。
人気の撮影スポットらしく大勢の来場者がここでカメラ片手にカシャカシャ撮影をされておりました
滝の内側から撮影できる機会は滅多に無いのではないでしょうか?
またとない機会ですのでここでの撮影はおススメします。
縄文の里、カワウソのふちを過ぎしばし歩くとガラス張りの立派な建屋が見えてきました。
あれがアクアマリン本館になります。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では甚大な被害を受け見るも無残な姿になったのをニュースで見て
呆然としていたのですが、ここまで復興し再出発できたことは本当に素晴らしいことだと思います。
本館は水生生物をメインに展示しておりその種類も多く展示方法も凝っておりじっくりと見ていきたい
スポットです。
本館に入ると展示されている生物に合わせて照明が一気に薄暗くなります。
こちらはクラゲです。
バドミントンのシャトルにも見えなくもありませんがれっきとしたクラゲです。
※名前を控えるのを失念してしまいました。
思ったほか動きが素早く撮影に手間取ったのを覚えております。
上空を見上げると巨大な展示物が
デボン紀に生息していた古代魚「ダンクルオステウス」の実物大の模型が宙吊りで迫力ある展示が
なされております。
口にしているのは海サソリの一種のようです。
三葉虫の化石も展示されておりました。
水族館で化石の展示もあるのは何か得した気持ちになりました。
場所が変わって白黒模様の魚を発見。
名前を控え忘れてしまったため名はわかりません。。。
福島県の沖合をイメージした黒潮水槽
水槽の大きさもそうですが実に多くの魚たちが群れを成して泳いでいる姿は圧巻です。
泳いでいたのはイワシのようです。
再び場所が変わって海獣コーナー
ゴマちゃんことゴマフアザラシの登場です。
アザラシの凛々しい横顔を撮影することができました。
別フロアのトドの鳴き声も間近で初めて聞くことができ貴重な体験ができました。
ウミガラスの羽ばたくシーンを撮影することができました。
水しぶきが思いのほか散っており飛び立つか!
と期待したのですがこの後は残念ながら水中へ潜ってしまいました。
ガラスケースに厳重に保管されている謎のブロック。
じつは南極の氷です。
正真正銘本物とのこと。
触ったりすることはできませんが、見るだけで我慢しておきましょう。
2階展示スペースを進むとやがて見晴らしの良い場所に出ます。
ここからマリンタワーや小名浜港を眺めることができます。
休憩スペースもありますので後半戦に備えて少し体力を回復しておきましょう。
遠くに小さく見える塔がいわき市の観光名所の一つマリンタワーです。
場所が変わり熱帯アジアの水辺コーナーです。
綺麗な魚はアジアアロワナです。
ペットショップでも高額取引されている人気の種類になります。
模様がイシダイに似ていますが、ダトニオイデスです。
ちなみに淡水魚です。
場所が変わりサンゴ礁の海コーナー。
様々な種類のイソギンチャクやサンゴたちを垣間見ることができます。
人気映画ファインディング・ドリーでおなじみのナンヨウハギをはじめとする熱帯魚たちもいます。
こちらはトゲチョウチョウウオ
熱帯魚らしい鮮やかな色合いは綺麗ですね。
シーマンの正体はメガネモチノウオ
人面魚と言われても違和感がありません。
無数の魚たち
キンメモドキです。
体内に発行腺を有しており一定の条件で光ります。
ミズクラゲを別アングルから
海月と書いてクラゲと読みます。
英語ではジェリーフィッシュ。
その透き通るような透明さからこのような名前になったのでしょうか?
想像するだけでも面白いです。
オホーツクの海コーナーに入りました。
ここから展示方法が変わり親潮アイスボックスと呼ばれる小ブース内に主に深海に生息する
生物たちの生態を垣間見ることができます。
照明も暗くフラッシュも焚けないので画質が悪くて申し訳ありません。
正式名称はハダカカメガイ。
その名の通り貝の仲間なのだそうです。
くれぐれも捕食シーンをネットで検索することのないようにお願いいたします。
イソギンチャクの仲間です。
その見た目ははっきり言って不気味。
モンスターに近い存在です。
それでも魚たちと共生しているところをみると頼れる用心棒のようなオーラを醸し出しているのでしょうね。
その存在自体がレアなツヤモロトゲエビ。
そのレア度は一日に数匹しか取れないとか何とか。。
こちらはハナサキガニ。
名前にカニと付いておりますが正しくはヤドカリの仲間なのだとか。
北海道根室沖を中心に水揚げされるカニでその味はお墨付きです。
食卓でもおなじみのカツオ
今年7月に遠く奄美大島で採集されたものを搬入したのだそうです。
カラスエイです。
背腹両面が黒いことから「カラスエイ」と名前がつけられたとのこと。
水槽面に張り付いたカラスエイ。
エイを下から見ると微笑んでいるかのように見えるのはいつ見てもほっこりします。
タカアシガニの集団と遭遇。
ここまで来ると展示コーナーも終盤です。
その数には圧倒される筈です。
たまに動くのであぁ本物なのだなぁと思い知らされます。
水族館コーナーを抜けると出口に向かって終わりが近づいて参ります。
そんな中最後の見せ所であるシーラカンスの世界コーナーも必ず見ておきたいスポットです。
生きる化石ことシーラカンスということで一種変わった展示スタイル。
終末感がどことなく漂っています。
シーラカンスに似ているタマカイという魚でした。
出口ゲートを抜ける前にカワウソのふちに再度訪れてみました。
ガラスが曇っていてよく見えませんが何だかお分かりでしょうか?
当施設の人気者カワウソです。
※ニホンカワウソでなくユーラシアカワウソになります。
ぐっすりお休み中のようです。
辛抱強く待っていると目覚めたようです。
欠伸のような仕草を撮影することができました。
開かれた口の中から見えた牙が鋭くこれは想像以上の破壊力でした。
2011年の東日本大震災でアクアマリンふくしまは大打撃を受け、展示している生物約20万を失うなど
悲劇の連続でした。
来場者数も震災前のピーク時に比べるとまだ及びませんが、ここまで復興し多くの来場者で賑わっている
光景をみることができ感極まってしまいました。
いわき市の復興のシンボルとしてこれからも一利用者として応援していきたいと思います。
いわきへ足を運ぶ際には必ず訪れると誓いアクアマリンを後にしました。
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時間があったので少し寄り道を。
前々から一度訪れてみたかった塩屋埼灯台へ
おかしい入口が閉鎖されている。
調べてみると何と15:30で営業時間終了でした。
到着時間がギリギリだったのでまったく気が付きませんでした。
これは少し残念。
灯台までは入れませんでしたが、せっかくなので周辺の風景を撮影することに方針を転換。
あの奥にそびえる白い塔が塩谷崎灯台です。
すぐ目の前にあるのにこれ以上近寄れないもどかしい気持ちを抑えつつ周りを見渡します。
塩谷崎灯台を別アングルから。
灯台は小高い山の上に設置されております。
すぐ目の前は海水浴場になっており砂浜が広がっております。
白いさざ波が絵になりますね。
塩谷崎灯台はかの美空ひばりさんとゆかりの深い場所です。
ひばりさんが出演した映画の舞台にもなったことで聖地化しており多くの方が記念碑を前に撮影を
しているのが印象的でした。
美空ひばりさんの歌った「みだれ髪」の歌詞の記念碑。
ちなみに非常に人気の高い撮影スポットのようで多くの方が順番を競うように撮影をされておりました。
塩谷崎灯台 : https://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=628
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日帰り観光でしたが見たかった場所をすべて見ることができたのと、天気にも恵まれ十分英気を養う
ことができました。
これで盆明けから始まる仕事にもこれまで以上に力を注げそうです。
短い休みでしたが皆さん休みの日は家に籠らずに少し遠出をしてみてはいかがでしょうか?
新しい出会い、発見が刺激になり人生にいい意味でスパイスになること間違いなしです。
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