現在MacOS10.10 Yosemite がインストールされているMacbook Proをリリースされたばかりの
macOS Sierra 10.12 へアップグレードして欲しいとのご依頼をいただきました。
大河ドラマの真田丸で話題になっている長野県上田市にお住いのお客様からのご依頼になります。
日本百名城にも指定されている上田城には私も昨年足を運ばせていただきました。
冬に訪れましたが素晴らしかったことを記憶しています。
MacOSは10.9を皮切りにこれまでの動物シリーズを自然や地理的な名前に変えてきました。
最新のmacOS Sierra ですが、これまでMacOS という表記だったものを
macOS という風に変更したことからもApple社の意気込みを感じ取れます。
郵送されてきた機器は2013年製のMacbook Pro ME665J/Aです。
診断の結果内蔵のSSDに物理障害があることが判明。
これが原因でMacOSのアップグレードに失敗していることも分かりました。
MacOSのアップグレードですが少しでも内蔵のHDD/SSDに異常があると高確率で
失敗することが多いようです。
少しでも機器の状態が怪しいと感じましたらアップグレード前にTime Machineなどで
バックアップされることを推奨いたします。
交換用のSSDになります。
信頼のトランセンド製の240GBのSSDです。
一般に流通している2.5インチタイプのものとは仕様が異なるためその分価格もやや高くなります。
こういったところがAppleらしいですね。
交換用のSSDに換装後にインターネットリカバリーを行い、元のMacOS 10.8をインストールしました。
その後App Storeよりソフトウェアのアップデートを適用し、最新OSである macOS 10.12 Sierra
へのアップグレードを行っていきます。
光回線であればダウンロード時間もそれほどかからず終了します。
無事ダウンロードが完了すると、ここでやっとインストールの画面が表示されます。
ここまでくればゴールは目前です。
インストール開始から約20分ほどでmacOS 10.12 Sierra へのアップグレードが完了いたしました。
これで今までOSの仕様で制限のかかっていたアプリケーションのインストールを行うことが可能となります。
以下参考までに修理に要した費用となります。
基本作業料(内蔵機器交換含む) 8,400円
交換用SSD(240GB)機器代 21,800円
割引 -1,000円
合計 42,400円
※郵送修理受付時の金額になります。
※機器発送時の往復の送料はお客様ご負担となります。
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