今回は千葉県のお客様から修理のご依頼をいただきました。
一口に千葉県といっても南は房総半島、東は関東平野の最東端犬吠埼、西は東京へ流れる江戸川に沿っており
かなり広範囲。
その広範囲にわたる県の形が横向きの犬に似ていることから作られたキャラクター「チーバくん」はご存知の方も
いるかと存じます。
ご依頼をいただいたお客様のお住まいは県北西部に位置する野田市。
今となっては野田市ですが合併前の旧関宿町となります。
野田市は地図をご覧になっていただければ一目瞭然ですが、市域が2つの河川に挟み込まれております。
東京都へ流れる江戸川、太平洋へ流れる利根川。
中でも利根川は首都圏の水源として機能しており、河川の規模もさることながらその重要性は非常に高いものと
なっています。
ここで雑談をひとつ
利根川はかつて坂東太郎(ばんどうたろう)という異名をもっておりました。
なぜ人のような名がついているんだ?
と不思議に思われることでしょう。
無関係ですが坂東太郎という名は戦国時代に常陸の国を統治した佐竹氏の異名でもあります。
坂東太郎と呼ばれる所以ですが、これは坂東すなわち関東地方で最も大きい川であり、日本の川の長男にふさわしい。
とどのつまり日本の川の代表にしてしまえということで付けられたという言い伝えがあるようです。
※諸説あるようですのでご了承ください。
利根川はあばれる君...失礼しました。
暴れ川としても有名で日本の三大暴れ川の一つにもランクインしています。
※暴れ川とは洪水や水害などの多い河川のことを指します。
2015年に発生した鬼怒川流域の大洪水。
鬼怒川は利根川に合流する河川のひとつであることから利根川の暴れ川としての恐ろしさを見せつけられるものでした。
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さて修理のご依頼をくださったお客様。
インターネットの通販サイトで購入されたDell製のノートPCが故障したとご連絡をいただきました。
お話によると
・電源は入るが画面が真っ暗
・起動音などはしているのでPCは動いているようだ
・データを消さずに修理して欲しい
という内容でした。
また最初に修理の相談をされたDell様によると修理期間が掛かるので短ければ非情にありがたいのだが...
と申し訳なさそうに仰りましたが、大丈夫です!
ご期待に添えられるよう全力で作業に取り掛からせていただくこと。
もちろん修理にあたりデータが消えることは無いこと。
の2点をお約束させていただきました。
頂戴した症状から液晶パネルの故障は明白でしたので、修理日数の短縮化を図るために預かり修理では無く
交換用の液晶パネルを持参しお客様宅での現地作業をご提言させていただきました。
故障箇所によっては対応が分かれる現地作業ですが、今回のように液晶パネルの交換の場合、部品さえ用意
できればお客様宅での作業が可能です。
意外にお客様の目の前でする作業ですが、普段目にすることが無いPC内の構造などを目視していただけるので
好評です。
野田市までは宇都宮からは1時間弱で到着可能でアクセスは意外とよい方かと。
じつに国道新4号線さまさまです。
Dell Inspiron14 3000
2015年の秋以降に発売された比較的新しめのマシン。
画面サイズ14インチとモバイル使用に最適化された痒いところに手が届くサイズ。
これならば修理をして利用したいと思う方も多いことでしょう。
Dell Inspiron 14 3000 シリーズ(Dell公式サイト内紹介ページ)
電源を投入してみますがご申告通り画面が真っ暗で何も表示されない状況。
しかしながら薄らと目を凝らすと何やら映っていることが確認できました。
ただこれだと目が疲れること請け合いです。
交換修理のために持参したDell Insporon 14 3000 シリーズ用の液晶パネル。
もちろん新品ですよ。
液晶パネルの型番はHB140WX1-301
BOEという中国のメーカーが製造元になっております。
液晶パネルのバックライト方式はLED。
そのためパネルは薄く消費電力も低いのが嬉しいところ。
参考までに今回交換用のパネルは海外(中国)から取り寄せております。
※航空便ですのでそれほど時間は掛かりませんでした。
Dell製に限らずノートPCの場合の液晶パネルの交換作業は分解箇所も少ないためそれほどハードルは高くは
ありません。
注意すべきは液晶パネル背面に接続するフレキケーブル(信号線)の類を損傷しないようにすることでしょうか?
うっかり力加減を見誤り傷をつけたりするとパネル以外の修理や交換など余計な出費が掛かることになります。
作業開始から約30分弱で液晶パネルの交換が完了いたしました。
電源を投入する運命の瞬間。
この時ばかりは見慣れているとはいえ緊張しまくりです。
電源が入るとすぐにDellのロゴが表示されました。
その後無事デスクトップ画面まで到達したことを確認。
液晶パネルの交換の際にWindowsのライセンス認証が再要求されることは無いのかとお客様からお電話、
メールでお問い合わせを多くいただくことがありますがこの点はご安心ください。
液晶パネルの類ではそのような事態は発生しませんので。
お客様からは以前よりも発色も綺麗になり見違えるようだと感嘆のお言葉をいただきました。
これにて修理完了。
参考までに今回発生した費用です。
液晶パネル交換作業料 6,300円
交換用液晶パネル機器代 9,720円
割引 -1,000円
合計 15,020円
※千葉県野田市に関しましては遠方交通費はいただいておりません。
当店パソコンサポートPCわんだではHPに記載はありませんが千葉県への出張対応も承っております。
もちろん郵送での修理受付も大歓迎です。
地元で対応可能なパソコン屋さんが見つからないという場合は当店までお問い合わせください。
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無事作業も終わり束の間の休息
軽く食事も済ませ周辺を散策していると遠くにお城の様な建物があるのが目に入りました。
これは気になります。
いてもたってもいられず吸い寄せられるかのように足はこのお城へ向かっておりました。
利根川と江戸川との分岐点近くに佇むお城の正体は関宿城でした。
かつて関宿町にあった関宿城。
現在は博物館として広く開放されており、千葉県立関宿城博物館が正式名称です。
駐車場内の看板には野田市と表示されておりますが、かつては関宿町だったため上から張り付けたやっつけ感が
またなんとも...
天守閣は史実に基づいて復興されたもので規模はやや小さめです。
意外にも日本百名城に入っていない穴場的お城。
それでも城好きの私は近くでこうして見ているだけでも心がワクワクしてきます。
入口を抜けた先にある松の木
県立博物館だけありきちんと造園会社の方も出入りされており庭園も整備されているようです。
関宿城は室町時代に簗田氏によって築城され利根川と江戸川の分岐点にあったことからこの地域の水運を抑える
拠点として機能し、長らくこのエリアにおける最重要拠点として君臨してきました。
その後江戸時代には関宿藩が置かれ、やはりこの地域の中心的な位置づけは変わらず。
中は博物館になっておりますが今回は時間の関係でパス。
決して入館料が惜しいからではありませんので先んじてお断りをしておきます。
天守を眺めながら時計回りで一回り、更に反時計回りでもう一回り
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十分堪能した跡は付近の広場兼公園「関宿にこにこ水辺公園」へ足を向けてみます。
そうこの関宿城周辺は公園になっており市民の憩いの場にもなっているのでした。
途中ランニングや犬の散歩をする方々とも多数行き交いました。
天守北側の広場には画像の様な面白いオブジェクトが幾つも置かれております。
ゴリラのブロンズ像のようです。
興味深いのは一つのデザインのブロンズ像が複数存在することでしょう。
一つだけだと寂しいだろうという製作者の意図でしょうか??
こちらは推測ですが鯉でしょうか?
陸に上がったままではさぞ苦しかろうと思います。
陸ガメもいました。
複数おり、またいい具合に散らばっているのがポイントです。
ブロンズ像の色が陸ガメ本来の色とそん色ないため本物かと見紛うほどでした。
今度はナマズ。
しかも大ナマズのようです。
ナマズが暴れると地震が起きると言い伝えがありますが、これだけの数が一度に暴れたらかなり緊迫した状態に
なることは確実でしょう。
2017年は上野動物園でジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」が生まれたことから空前のパンダブームが到来
しています。
現在上野動物園のパンダは競争率も高く見ることも難しくなっております。
そんな時はここ「関宿にこにこ水辺公園」で思う存分パンダの像と触れ合いましょう。
やはりパンダは可愛いですね。
リアルなパンダはもっと可愛いのですが、それはソレ、これはコレです。
最後にマンホールマニアの方のご期待に応えてちょっとした紹介を
旧関宿町にはご覧の様な関宿町時代に設置されたマンホールが多数存在します。
市町村合併前のマンホールだけに今後は設備の更新などでその数は減っていくことでしょう。
※旧関宿町の町の花であった牡丹がデザインされています。
最近では遠出をするとその地域のマンホールを撮影している私。
周囲からは変人に映るかもしれませんが、どうか温かく見守ってください。
最後に野田市は栃木から最も近い千葉県の街です。
それだけに気軽にアクセスできますので、週末は某テーマパークもいいですが野田市観光なんかも渋くていいと
思います。
千葉県野田市でDell製ノートPCの液晶パネルの故障やひび割れ、バックライトの劣化、画面表示などのトラブルで困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ