東京~大阪を移動する方が決まって口にするフレーズ
「 えっ!まだ静岡なの 」
「 ちょっと静岡長すぎ!! 」
横に長い静岡県ですがかつては
「伊豆の国」 「駿河の国」 「遠江の国」
と3つの異なる国だったものを無理やり一つにまとめたので横に長いのも頷けます。
今回はその静岡県の県庁所在地静岡市にお住いのお客様から修理の依頼をいただきました。
静岡市ですが地図を見るとその広さには驚かされます。
南は駿河湾に面し、北は南アルプスにまで差し掛かっているのですから。
そして静岡と言えばこんな名物料理がございます。
静岡おでん
なんだおでんか?
と馬鹿にしたそこのあなた静岡おでんに謝ってください
普段私たちが口にしている、目にしているおでんとは一線を画すその姿と味
何と言っても黒はんぺんのインパクト
全ての具が串に刺さっているのも静岡おでんならでは
そして”いわし”や”かつお”の削り節、青のりをかけて食べるのが特徴です。
出張帰りに軽くおでんを肴に一杯引っかけていくのも乙ですね。
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失礼いたしました
話題が脱線してしまいましたが本題へ
今回お客様から郵送されてきた機器はApple社のiMac
PCのモニターと本体がくっ付いた一体型PCです。
しかも画面サイズが27インチと超大型
もちろん梱包されてきた箱はそれ相応の大きさに...
幸いにも元箱に入れられた状態で送られてきたので一安心。
元箱以外で梱包される場合荷造りの詰めが甘いとパネルにヒビが入ったり輸送事故に遭いやすくなります。
さらに梱包が不十分ですと運送会社様の補償適用外になることもございますのでご注意ください。
さて送られてきましたiMac
2011年に出荷された MC813J/A (Mid2011)
当店では年に多くのMacの修理実績がありますが、その中でも群を抜いて多いのがiMacの修理です。
これはWindowsPCにも共通して言えますがやはり筐体内に十分なエアフローの無い一体型PCはモニター独立タイプと
比較し故障し易い傾向があるようです。
※決して一体型PCをディスってる訳ではありませんのでご容赦ください。
修理の受付表に記載されていたトラブル内容
・電源が入らない
というものでした。
この場合
1.電源ユニットの故障
2.ロジックボードの故障
3.電源ユニットとロジックボード両方の故障
と故障箇所が3つ予想されます。
この中ではパターン 「 1 」 の電源ユニットの故障であれば最小限の費用で済みます。
最悪のパターン 「 3 」 でないことを祈るばかりです。
iMacの修理や診断を行うにあたり正面のガラスパネルおよび液晶パネルを分離する必要があります。
このガラスパネルが曲者で分離するには特殊な器具の力を借りなければなりません。
Amazonなどでも販売されているので入手自体は難しくないかと
この器具をガラスパネル正面に対になるように取付け取っ手の部分を手前に引き上げるとガラスパネルがiMac本体から
浮いてくるのです。
浮いてきても最後まで油断は禁物です。
力加減を誤るとパネルにヒビが入りますので。
私も慣れないころは何枚かパネルを割ってしまいお客様に対し迷惑を掛けてしまった苦い経験があります。
勿論今では技術を磨きましたのでひび割れなどを起すことはありませんのでご安心を!
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診断の結果
電源ユニットに故障があることがわかりました。
最小限の予算で済むパターン 「 1 」 で済んだため連絡を差し上げたお客様からも安どのため息が
画像左上の赤枠で囲んだ部分がiMacの電源ユニットになります。
ここまで分離すればあとはドライバーを使って電源ユニットを取り外せます。
但しこの使われているネジが星形をしたトルクスなのがApple製品らしいところですが。。。
iMac自体は2011年製とやや古めですが、電源ユニットはまだ新品で入手可能なのがありがたいところ。
海外からの部品手配になるため若干日数を要するのだけが困りものですが。。。
※中古部品であれば国内手配も可能です。お急ぎの方はこちらもご検討ください。
電源ユニットを手配し待つこと約1週間
きっとお客様も首を長くして待たれていることでしょう。
やっと届きました!
こちらが交換用に取り寄せたユニットです。
無事電源も入り、起動もOK
これにて修理完了となります。
参考までに今回発生した費用です。
電源ユニット交換作業料 6,300円
交換用電源ユニット機器代 11,880円
割引 -1,000円
合計 17,000円
※機器発送時の往復の送料は別途発生いたします。
※機器を発送していただく際は元箱 or 精密機器BOXにて発送していただくことを推奨しております。
梱包が不十分ですと郵送中にひび割れなどが起きてしまうこともございます。
今回は海外からの部品取り寄せがあったため修理に日数を要しましたが、国内手配が可能な場合や
電源ユニットの補修が可能である場合は納期を大幅に短縮することが可能です。
当店パソコンサポートPCわんだではApple社のiMac、Macbook 、Macbook Pro すべての修理に対応いたします。
他社様では修理不可、対応不可であっても諦めることなくお気軽に当店までお問い合わせください。
もちろんApple社のサポート終了製品であっても対応可能です。
他社様では修理不可、対応不可であっても諦めることなくお気軽に当店までお問い合わせください。
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今回修理のご依頼をいただいたお客様のお住まいの静岡市
市内には南アルプスや駿河湾と山と海の両方があり観光資源も豊富です。
メジャーな観光地も多い静岡市ですが敢えてマイナーな観光地を紹介させていただきたいと思います。
おそらく皆さんも小学校や中学校の社会の授業で学んだであろう登呂遺跡(とろいせき)
じつはこの遺跡は静岡市にあることをご存知の方は多くはありません。
私の職場でも
・佐賀県?
・青森県?
・奈良県?
と回答が分かれ正答率はな・な・なんと!?
20%と低いものとなってしまいました。
※この結果に静岡市の皆さま決して気分を悪くされないでください
驚くのはその立地
静岡駅から南に約3kmしか離れていないのです。
当然市街地のど真ん中
住宅が並ぶ中に突然現れる遺跡にまるでここはテーマパークかと見紛います。
海外からの来訪者向けに英語の説明書きもありましたが、最近観光地で多く見かける中国語や韓国語の表記は
見られませんでした。
しかもカラフル
この色が付いた稲は古代米と言われる赤米になります。
毎年4月には赤米づくりの体験ができるみたいです。
興味がある方は電話で要予約を!
あぜ道?
一応舗装された道を進む先にお目当ての竪穴式住居の姿が見えてきます。
一つだけでなくこのような住居が複数あり歴史マニアの心をくすぐります。
入口が名前通り縦に長い長方形になっているのが分かります。
これぞ ザ・竪穴式住居
この中で弥生時代の人々が生活をしていたんですね
電気も無い薄暗い空間
日も沈んだ夜間はたき火の明かりだけが唯一の光源
現代と違ってそれは長い夜を過ごしていたのでしょうね
これが高床式倉庫になります。
弥生時代の人々はこの倉庫に食料などを保存していたようです。
高床式には食料を食い荒らすネズミを追い返すためにこのような仕掛けが施されています。
その名も 「 ネズミ返し 」
燕返しではありませんよ。
遺跡自体は無料で見学可能です。
※駐車場は有料です。
歴史に興味がある方や古代のロマンを満喫されたい方、弥生人になり切りたい方にはおススメのスポットです。
実際に訪れた歴史好きの当店スタッフはじつに3時間も滞在したみたいです。
静岡県静岡市で 起動できない電源の入らない iMac やMacbook、MacPro などのトラブルで困ったら
栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ